抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大阪大学では,学内システムに対するSSO認証連携及びデータ連携を推進していく上で必要とされる要求に対応した新全学IT認証基盤システムの構築及び移行を行い,2010年10月より運用を開始した。新システムでは,ユーザの利便性を考慮した個人ID管理体系の再設計を行い,これに対応したSSO認証ログイン方式,加えて旧システムの認証処理で発生していたリソース不足を改善したSSO認証連携方式を実装した。更に,学内システムが最新かつ適確なユーザ属性情報を活用し,統制のとれた学内システム間連携を実現するために,ユーザに対する主要な属性情報の一元管理を行うマスターデータベースシステムを構築した。本論文では,新全学IT認証基盤システムの概要について示し,かつ構築システムの評価を行った。その結果,学内における要求事項に対応可能なシステム構築及び運用を実現できたことを実証した。更に,システム運用を通じて学内における様々な効果や検討課題について考察する。(著者抄録)