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J-GLOBAL ID：201202210477706837   整理番号：12A0521818

アオモリヒバの代謝物および遺伝子発現プロファイリング

著者 (16件)： 鈴木史朗 (京大 生存圏研) ,  田中功二 (青森県産技セ 林研) ,  河合真吾 (静岡大 農) ,  鈴木秀幸 (かずさDNA研) ,  RAGAMUSTARI Safendrri Komara (京大 生存圏研) ,  小埜栄一郎 (サントリーHD) ,  水谷正治 (神戸大 大学院農学研究科) ,  清水文一 (東洋大 生命科学) ,  服部武文 (京大 生存圏研) ,  服部武文 (徳島大 大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部) ,  横田信三 (宇都宮大 農) ,  中村正治 (京大 化研) ,  星比呂志 (森林総合研 林木育種セ) ,  柴田大輔 (かずさDNA研) ,  梅澤俊明 (京大 生存圏研) ,  梅澤俊明 (京大 学際融合教育研究推進セ)
資料名： 京都大学生存基盤科学研究ユニット研究成果報告書  (ISS Report)
巻： 2010/2011  ページ： 47-51  発行年： 2012年02月28日 
JST資料番号： L8050A  ISSN： 1883-0293  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 抗腫瘍性成分であるポドフィロトキシンなどを産するアオモリヒバから,この物質の合成に関わる遺伝子を探索するため,若芽より抽出した全RNAより,次世代シークエンサーで作成したEST配列のアセンブル後の相同性検索で,56種類のシトクロムP450をコードするコンティグ配列と,8種類のO-メチルトランスフェラーゼをコードするコンティグ配列を得た。続いて,RT-PCRでO-メチルトランスフェラーゼ遺伝子とシトクロムP450遺伝子,それぞれ,3種類の遺伝子全長配列を取得した。アオモリヒバの抗腫瘍性リグナン生合成に関係するO-メチルトランスフェラーゼ同定の補助として,同じリグナンを生合成すると言われていたシャクのO-メチルトランスフェラーゼをコードするcDNAを大腸菌で発現させ,各種リグナンと反応させた結果,同定出来た。またアオモリヒバ精英樹針葉のメタノール抽出物のメタボロームデータ解析を行い,第一主成分は精英樹の産地と大きく関係していると推定できた。

シソーラス用語： *メチルトランスフェラーゼ ,  *チトクロームP450 ,  クローン ,  *アスナロ属 ,  代謝産物 ,  リグナン ,  トランスクリプトーム ,  遺伝子クローニング ,  青森県 ,  精英樹 ,  脂環式化合物 ,  ラクトン ,  オレフィン化合物 ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  第二アルコール ,  ヒバ ,  メタボローム ,  O-メチルトランスフェラーゼ
準シソーラス用語： *アオモリヒバ

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  樹皮,その他の林産物  (FF05050G)

物質索引 (1件)： ポドフィロトキシン

タイトルに関連する用語 (2件)： 代謝物 ,  遺伝子発現プロファイリング