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J-GLOBAL ID:201202216018884399   整理番号:12A0582947

福島第一原発事故によって土壌等に付着した放射性物質からの被ばく低減法に関する報告

著者 (11件):
資料名:
号: 696  ページ: 99-103  発行年: 2012年04月01日 
JST資料番号: G0331A  ISSN: 0285-5518  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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福島第一原発事故によって損傷した原子炉から77万テトラベクレルの放射性物質が放出された。地面などに付着したセシウムは,除去しなければ長期間にわたって住民を被曝し続け,再飛散,地下水や河川への浸み出し,野菜や果物,家畜などへの取り込みの問題を引き起こす。γ線測定から得た137Csの深度分布から,3cm以内に存在することがわかった。放射性セシウムは土壌と固く結合していることから,表土を剥離することが有効な除去法と考えられた。しかし,20m四方の汚染土壌を除去しても,周囲からの影響で,除去前の空間線量率に対して14%残存した。除染は地域ぐるみで広い範囲にわたって行う必要があることが示された。舗装路面の除染は,表面をある程度削り取るくらいに擦ることが効果的であることがわかった。実験室では,ステンレス製のワイヤブラシで95%程度の除去率が得られたが,福島県郡山市の駐車場における現場実証試験では,高圧洗浄,ワイヤブラシによる除染は,20分かけて丁寧に行ったが,除去率は90%に達しなかった。今後は,アスファルト,コンクリート,屋根など土壌以外への固着メカニズムの解明を進めていきたい。
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分類 (1件):
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環境の汚染及び防止 
タイトルに関連する用語 (5件):
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