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J-GLOBAL ID：201202233471176160   整理番号：12A1219604

マシニングセンターで抽出したタケ繊維を用いた結合材なしのグリーン複合材:機械的性質に及ぼす湿気吸収の影響

Binder-free Green Composite using Bamboo Fibres Extracted with a Machining Centre: Influence of Moisture Absorption on Mechanical Properties

著者 (4件)： TAKAGI Yota (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  OGAWA Keiji (Univ. Shiga Prefecture, Shiga, JPN) ,  HIROGAKI Toshiki (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  AOYAMA Eiichi (Doshisha Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 516  ページ： 215-221  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タケを用いた持続可能な製造システムを提案した。インサイチュ測定を持つマシニングセンターを用いてエンドミル加工したタケ繊維の抽出方法も提案した。高い精度の形状を持つタケ繊維を,効率的に得た。以前に,マシニングセンターにより抽出したタケ繊維のみを使用するホットプレス成形法による結合材なし複合材の製作を提案し,種々のホットプレス成形条件を実験的に示し,成形プロセスを最適化する適当な条件を達成した。しかし,結合材なしの複合材を使用したい場合に,それが,機械的物体としての使用でどんなに外部環境に影響されるかを知らなければならないので,高温と高湿度での特性の変化を調べた。結合材なしの環境に優しい複合材を,マシニングセンターで抽出したタケ繊維のみを用いて作製でき,適当な成形温度は,約190°Cであった。ワックスは,高温と湿度から結合材なし複合材を保護したが,その機械的性質はある程度低くなった。結合材なしのグリーン複合材からとられたタケ繊維を再利用できることがわかった。

シソーラス用語： *マシニングセンタ ,  抽出 ,  *植物繊維 ,  結合材料 ,  *複合材料 ,  機械的性質 ,  吸収 ,  エンドミル加工 ,  精度 ,  ホットプレス ,  湿度 ,  リサイクル ,  高温 ,  生産
準シソーラス用語： *グリーン複合材料 ,  吸湿 ,  高湿度 ,  持続可能な生産 ,  *竹繊維

分類 (2件)： 樹皮,その他の林産物  (FF05050G) ,  用途開発  (YM01080Z)

タイトルに関連する用語 (8件)： マシニングセンター ,  タケ ,  繊維 ,  結合材 ,  グリーン ,  複合材 ,  機械的性質 ,  湿気