抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では熱処理工程を対象として取り上げ,レーザによる焼入れ加工に焦点をあてている。環境負荷低減のための方策として小型化・低出力化された40Wレーザ加工機を使用し,0.5mm炭素鋼薄板への焼入れを行った。その結果,レーザ走査速度の低下により変質部面積が増大し,100mm/minでは板全厚に熱影響が及ぶことがわかった。また自己冷却速度の確保により十分な焼入れ硬さが得られるものと考えられる。コンパクトレーザによる焼入れは小型電気炉と比較して消費電力量を抑えられ,小部品加工への有効活用が期待できる。(著者抄録)