抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文は,電気アーク炉(EAF)中の輻射熱伝達過程の数学的モデリングと検証についてのアプローチを示す。この輻射熱伝達は完全なEAFモデルの重要な部分を表し,さらにモデルは電気的,水力学的,熱的および物質移動副モデルからなっていた。これらは,これまでの著者らの出版物に既に示した。EAFの操業の際に,すべての三つのタイプの熱伝達(伝導,対流および輻射)が存在することはよく知られていることであるが,この熱の大半は輻射によって表面間で伝達される。本研究において示したモデルは,限定されたEAFの範囲の間での関係を表すためにEAFの単純化した内部形態を用いており,基礎的な熱力学的法則に一致させて開発している。このモデルのパラメータをEAF中の幾何学的関係を用いて当てはめた;理論的に,異なるEAFについての研究からの結論を用い;そして,実験的に,測定した炉の屋根と水冷パネル上の温度を用いて。輻射熱は炉の屋根,壁およびライニングに負の影響を示すことから,得たモデルは完全なEAFの重要な部分を示す。示した結果は,屋根と水冷パネルの測定と模擬の間の類似性を満足できるレベルで示し,このことは,本モデルはかなり精度良く熱力学の基本法則に従うことを示している。このようなモデルを所有することは,炉に及ぼす輻射の影響は炉のライニングについての維持あるいは摩耗の低減を行なうために考慮されるべきであることから,異なる最適化技術を用いてEAFプロセスを向上させるときに特に重要である。(翻訳著者抄録)