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J-GLOBAL ID：201202237277502337   整理番号：12A1290833

配位高分子を混成による多機能多孔性結晶

Multifunctional porous crystals by hybridizing coordination polymers

著者 (6件)： HIRAI K. (Kyoto Univ.) ,  SAKATA O. (National Inst. Materials Sci.) ,  KITAGAWA S. (Kyoto Univ.) ,  KITAGAWA S. (JST-ERATO) ,  FURUKAWA S. (Kyoto Univ.) ,  FURUKAWA S. (JST-ERATO)
資料名： SPring-8 Research Frontiers  (SPring-8 Research Frontiers)
巻： 2011  ページ： 84-85  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： L8353A  ISSN： 1349-0087  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多孔性配位高分子(PCP)あるいは有機金属フレームワーク(MOF)は,有機リガンドの化学機能により性質が調製可能な多機能多孔性結晶材料である。より特定的で精密な用途に適した先進的なPCPにアクセスする鍵は,幾つかの機能を単結晶に統合することである。このような材料は,核結晶に小さな開口部を殻結晶に大きなキャビティを付与することにより設計できる。それ故,核ー殻ヘテロ構造を持つPCPに基づいて,貯蔵コンテナが核結晶で,サイズ分離フィルターが殻結晶である,結晶エクストラクターを実証した。核フレームワークと殻フレーム間の構造的関係を解明するために,膜構造解析に関してシンクロトロンX線回折測定を実行した。核結晶と殻結晶は,同じ正方晶構造を,同様な単位格子定数を有していた。薄い殻結晶により核結晶を覆うことが,セタンに関する選択性と高い貯蔵容量を組み合わせる鍵である。単結晶への2つの相反する機能の統合は,1つの基本的なフレームワーク・スケルトン上への異質的配列により達成できる。多機能PCP結晶を創成するこの方法論によえい,他の多孔質性質の更なる統合が可能になる。

シソーラス用語： 抽出装置 ,  多孔性 ,  *多孔質体 ,  正方晶系 ,  X線回折 ,  膜構造 ,  *格子定数 ,  配位高分子
準シソーラス用語： *配位重合体 ,  *エキストラクタ ,  多孔質 ,  多孔質材料 ,  *シンクロトロンX線回折 ,  金属-有機フレームワーク

分類 (1件)： 高分子の物性一般  (CG02001Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 配位高分子 ,  多機能 ,  多孔性 ,  結晶