文献
J-GLOBAL ID:201202238354261450   整理番号:12A1651322

蛋白質,カリウムおよびナトリウムのエネルギー-調整摂取量の報告ミスの程度はエネルギー摂取量の過小-,許容範囲-および過多-報告で違いがない

The degree of misreporting of the energy-adjusted intake of protein, potassium, and sodium does not differ among under-, acceptable, and over-reporters of energy intake
著者 (3件):
資料名:
巻: 32  号: 10  ページ: 741-750  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
エネルギー報告状況に応じて栄養素摂取量の報告ミスが異なるかどうかは明らかではない。著者らはエネルギー摂取量の過小-,許容範囲-および過多-報告における食事性蛋白質,カリウムおよびナトリウムの報告ミスについて検討した。過小-,許容範囲-および過多-報告の間でこれら3種類の栄養素の報告ミスの程度は異なるというのが著者らの仮定であった。参加者は18~22歳の日本人女性1043人だった。食事歴法アンケートを用いて自己申告の食事摂取を得た。エネルギー摂取量の過小-,許容範囲-および過多-報告は,推定エネルギー要求量に対する自己申告エネルギー摂取量の比率に基づいて同定した(それぞれ<0.70[17.2%],0.70-1.30[78.1%],および>1.30[4.7%])。対応する24-時間尿中排泄由来のバイオマーカー-ベース推定に対して食事性蛋白質,カリウムおよびナトリウムの報告ミスを評価した。平均して,エネルギーおよび3種類の栄養素の摂取量の報告ミスの程度はかなり変動した。3種類の栄養素の(1日当たりの)絶対摂取量はエネルギー摂取量の許容範囲-報告の場合と比較して,過小-報告では過小に報告され,過多-報告では方に報告された。しかし,主に推定したエネルギー要求量に対する自己申告エネルギー摂取量比率と3種類栄養素の絶対摂取量のバイオマーカー-ベース推定値に対する自己申告の値の比率との間の高い相関(Pearson相関係数:蛋白質で0.64,カリウムで0.51,ナトリウムで0.37)のため,密度法に基づくこれらの栄養素のエネルギー-調整摂取量の報告ミスの程度はエネルギー報告状態のカテゴリー間で差がなかった。結論として,これらの知見はエネルギー報告ミスの調整の有用性と,分析からエネルギー報告ミスを単に排除することが無用であることを裏付けると考えられる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
栄養調査 

前のページに戻る