抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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インターネットの普及とともに,大学などにeラーニングが導入され,いつでもどこでも学習出来る環境が整いつつある。しかし,現状のeラーニング用の教材は受講生の理解度が異なっても同じ作り方が基本であり,知識レベルなどが異なっても同じ教材を用いて共通に指導しているのが実態である。本研究では,これを改善するため,eラーニングのオープンソースであるMoodleを用いて,小テストの結果から受講者の理解度を推定し,理解度が低いと思われる受講者の弱点を発見して,その弱点に関連する知識などを中心に具体例でわかりやすく説明し補修を行い,さらに小テストを行って所定のレベルに達すれば次に進み,まだ理解度がそのレベルに達しないときには前の項目に戻って復習する。このように,学習者の理解度に応じて補修を行って再度学習し所定のレベルに達すれば次に進む方法を行う。これに基づいた学習支援システムのプロトタイプを構築して実験を行い,有効性を評価した。(著者抄録)