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J-GLOBAL ID：201202243705549556   整理番号：12A0456141

事務所建物のエネルギー消費原単位の推定に関する研究-非住宅建築物の環境関連データベースにおける平成21年度調査データによる分析-

A STUDY ON THE ESTIMATION OF ENERGY CONSUMPTION RATE OF OFFICE BUILDINGS-Analysis based on survey data in 2009 fiscal year on the database of energy consumption for commercial buildings (DECC)-

著者 (14件)： 井城依真 (東北文化学園大 科学技術) ,  須藤諭 (東北文化学園大 科学技術) ,  吉野博 (東北大 大学院工学研究科) ,  村上周三 (建築研) ,  坊垣和明 (東京都市大 都市生活) ,  松縄堅 (日建設計総合研) ,  亀谷茂樹 (東京海洋大 海洋科学) ,  高口洋人 (早稲田大 理工学術院) ,  半澤久 (北海道工大 空間創造) ,  奥宮正哉 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  浅野良晴 (信州大 工) ,  下田吉之 (大阪大 大学院工学研究科) ,  村川三郎 (広島大 サステナブル・ディベロップメント実践研究セ) ,  依田浩敏 (近畿大 産業理工)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 673  ページ： 203-211  発行年： 2012年03月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 全国事務所建物における調査結果のうち,「エネルギー消費量」の月別変動パターンから基本負荷と変動負荷を定義した。基本負荷と変動負荷を原単位化し延床面積別,地方別に集計してクラスカル・ウォリス検定を行った。基本負荷原単位は延床面積が大きくなるに従い増加する傾向があった。地方別の順位性はなかった。変動負荷原単位は延床面積が大きくなるに従い夏期に増加する傾向があり,冬期に減少する傾向があった。さらに,各原単位に影響を与えると考えられる変数を候補とした単回帰分析,重回帰分析を行った。

シソーラス用語： *事務所建築 ,  *エネルギー消費 ,  原単位 ,  実態調査 ,  データベース ,  熱負荷 ,  季節的変動 ,  *近似式 ,  多重回帰分析 ,  *年変化 ,  *地域差 ,  建設技術 ,  *面積 ,  仮説検定 ,  夏 ,  冬 ,  消費電力 ,  利用者 ,  省エネルギー技術 ,  節約
準シソーラス用語： 省エネルギー

分類 (2件)： 商業建築,事務所建築  (RB05030K) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

引用文献 (20件)：

• 1) 独立行政法人国立環境研究所温室効果ガスインベントリオフィス:日本の温室効果ガス排出量データ(1990~2009年度)確定値, http://www-gio.nies.go.jp/aboutghg/nir/nir-j.html,2011.4.1,参照
• 2) 水石仁:民生部門のエネルギー消費削減に向けて-欧州における民生部門の省エネ対策からの示唆, 知的資産創造, pp42-53, 2007.7, http://www.nri.co.jp/opinion/chitekishisan/2007/pdf/cs20070704.pdf, 2010.8.1, 参照
• 3) 須藤諭,三浦秀一,渡辺浩文:東北地方版建物のエネルギー消費診断ガイド, 東北都市環境研究グループ, 1999
• 4) 中村佐和子, 吉野博, ほか13名:非住宅(民生業務部門)建築物のエネルギー消費量データベース構築に関する研究(事務所建築物における調査結果(H21年度調査)(その1)調査建物概要とエネルギー消費), 空気調和・衛生工学会学術講演論文集III, pp.2391-2394, 2010.8
• 5) 矢作和久:事務所建物のエネルギ消費量の多変量解析(第1報-多変量解析結果), 空気調和・衛生工学会論文集, NO.14, pp.23-32, 1980.10

タイトルに関連する用語 (7件)： 事務所 ,  建物 ,  推定 ,  研究 ,  非住宅建築物の環境関連データベース ,  調査 ,  分析