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J-GLOBAL ID：201202244309420512   整理番号：12A1558562

新材料創出を可能にする粒子プロセスの開発と応用 超臨界水熱場におけるin-situ表面修飾法-CeO₂ナノ粒子へのジカルボン酸修飾とその効果-

著者 (5件)： 田口実 (中央大 理工) ,  名嘉節 (物質・材料研究機構) ,  高見誠一 (東北大 多元物質科研) ,  阿尻雅文 (東北大 原子分子材料科学高等研究機構) ,  大原智 (大阪大 接合科研)
資料名： Materials Integration  (Materials Integration)
巻： 25  号： 10  ページ： 3-10  発行年： 2012年10月15日 
JST資料番号： L0595A  ISSN： 1344-7858  CODEN： MINTFB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ナノ粒子は様々な分野での利用が期待された物質であり,さらにその可能性を広げるために表面修飾法が研究開発されている。本稿では,著者らの研究成果である超臨界熱水を用いた酸化セリウム(CeO₂)ナノ粒子表面へのジカルボン酸修飾について示す。このCeO₂ナノ粒子へのジカルボン酸修飾はナノ粒子合成と修飾を同時に達成している。CeO₂前駆体としてCe(OH)₄,修飾剤としてアジピン酸,ピメリン酸,セバシン酸およびドデカン二酸のジカルボン酸を用い,超臨界熱水場での回分式反応によってジカルボン酸修飾CeO₂ナノ粒子をin situ合成した。得た粒子をX線回折,透過型電子顕微鏡,赤外分光,熱重量分析,ゼータ電位測定を用いてキャラクタリゼーションを行なった。これらから,本手法で所期のナノ粒子が合成できることを示した。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  ジカルボン酸 ,  超臨界水 ,  *表面改質 ,  化学合成
準シソーラス用語： その場合成 ,  *表面修飾

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (10件)： 新材料 ,  創出 ,  プロセス ,  開発 ,  応用 ,  超臨界水 ,  表面修飾 ,  ナノ粒子 ,  ジカルボン酸 ,  修飾