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J-GLOBAL ID：201202248709706216   整理番号：12A1775732

非ガウス型ランダム振動が包装内容品の応答に与える影響-数値計算による検討-

著者 (3件)： 細山亮 (大阪府産業技術総合研) ,  斎藤勝彦 (神戸大) ,  中嶋隆勝 (大阪府産業技術総合研)
資料名： 日本包装学会誌  (Journal of Packaging Science & Technology, Japan)
巻： 21  号： 6  ページ： 471-478  発行年： 2012年12月01日 
JST資料番号： L1730A  ISSN： 0918-5283  CODEN： NHGIEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来のランダム振動試験では,発生する加速度瞬時値(任意の時刻における加速度の値)の確率密度分布はガウス分布であるのに対し,実輸送では衝撃的な振動も発生するため非ガウス分布となることが多い。そこで,従来よりも実際に即した振動試験を行うために非ガウス型ランダム振動試験を提案してきた。提案法と従来法では,発生する加速度瞬時値の確率密度分布が異なるため,包装内容品の挙動に違いが現れることが予想される。しかし,非ガウス型ランダム振動が緩衝材を通じて包装内容品に伝わる際,どのように振動特性が変化するのか検討されておらず,非ガウス型ランダム振動試験を行う意義は必ずしも明確ではない。本研究では,まず初めに包装内容品の挙動を定性的に理解することが重要であると考え,包装品の解析モデルを作成し,その挙動を数値計算により算出した。その結果,入力振動の非ガウス性は包装内容品にも影響することがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *包装貨物 ,  *振動試験 ,  不規則振動 ,  統計量 ,  確率分布 ,  密度分布 ,  加速度 ,  解析モデル ,  シミュレーション
準シソーラス用語： 非ガウス性 ,  確率密度分布 ,  数値シミュレーション ,  応答加速度

分類 (2件)： 包装容器,製造機械  (QE02020M) ,  振動の励起・発生・測定  (BB02030Z)

引用文献 (13件)：

• 1)細山亮、中嶋隆勝、日本包装学会誌、19(2)、113-121(2010)
• 2) A. Steinwolf and WH. Connon III, Sound and Vibration, February, 12-17(2005)
• 3) V. Rouillard and M. A. Sek, Packaging Technology and Science, 23(8), 423-439(2010)
• 4)細山亮、中嶋隆勝、日本包装学会誌、20(1)、27-34(2011)
• 5)細山亮、斎藤勝彦、中嶋隆勝、日本包装学会誌、21(2)、107-114(2012)

タイトルに関連する用語 (5件)： ガウス型 ,  ランダム振動 ,  包装 ,  応答 ,  数値計算