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J-GLOBAL ID：201202248901254175   整理番号：12A1212657

マイクロボールエンドミルの回転振れが摩耗特性および切削抵抗に及ぼす影響

Effect of Run-Out on Tool Wear Characteristics and Cutting Forces in Micro Ball End Mill

著者 (4件)： 浜口和也 (兵庫県工技セ) ,  平山明宏 (兵庫県工技セ) ,  静弘生 (兵庫県大 大学院工学研究科) ,  奥田孝一 (兵庫県大 大学院工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 C編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C (Web))
巻： 78  号： 791  ページ： 2689-2697 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0184A  ISSN： 1884-8354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,高速回転中に発生するマイクロボールエンドミルの振れが摩耗特性および切削抵抗に及ぼす影響について検討した。刃先半径0.2mmの2枚刃マイクロボールエンドミルを用いて,振れ量を変化させた切削加工実験を行い,刃先摩耗や切削抵抗について評価した。その結果,振れ量が増加するにつれて,両切れ刃における逃げ面摩耗幅の差は増加し,その差はエンドミルの中心に近づくほど大きくなった。また,振れ量および摩耗の影響により,両切れ刃にかかる切削抵抗の差が変化することがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： エンドミル ,  振れ ,  *摩耗特性 ,  *切削抵抗 ,  刃先 ,  切れ刃 ,  切削試験 ,  エンドミル加工 ,  ボールエンドミル ,  *マイクロボールエンドミル ,  ボールエンドミル加工

分類 (1件)： フライス加工  (QC02030R)

引用文献 (12件)：

• (1) 成瀬哲也,上原嘉宏,片平和俊,水谷正義,大森整,小泉仁,“マイクロ切削に及ぼす機上工具作製の効果と表面改質によるマイクロツールの強靭化”,砥粒加工学会誌,Vol. 53, No. 2 (2009), pp. 99-104.
• (2) 髙橋渉,野村光由,桝田正美,柴田隆行,村上良彦,堀内宰,“微小径エンドミル加工における工具回転振れの加工精度への影響”,精密工学会秋季大会学術講演会論文集,(2010), pp. 39-40.
• (3) G. Bissacco, H.N. Hansen, J. Slunsky, ”Modeling the cutting edge radius size effect for force prediction in micro milling”, CIRP Annals - Manufacturing Technology, Vol. 57, Issue 1 (2008), pp. 113-116
• (4) 柴原豪紀,熊谷幹人,幸田盛堂,奥田孝一,“工具回転精度が金型加工面テクスチャに及ぼす影響”,砥粒加工学会誌,Vol. 53, No. 4 (2009), pp. 230-235.
• (5) K. Hamaguchi, H. Shizuka, K. Okuda, “Study on tool wear and cutting force in micro ball-end milling with high-speed spindle”, Proceedings of International Conference of European Society for Precision Engineering and Nanotechnology, Vol.2, (2011), pp. 224-227.

タイトルに関連する用語 (4件)： マイクロボールエンドミル ,  振れ ,  摩耗特性 ,  切削抵抗