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J-GLOBAL ID:201202250729237918   整理番号:12A1157636

冷誘発性RNA結合蛋白質(Cirp)はDyrk1bと相互作用しマウス中の未熟なオス生殖細胞の増殖を促進する

Cold-inducible RNA-binding protein (Cirp) interacts with Dyrk1b/Mirk and promotes proliferation of immature male germ cells in mice
著者 (16件):
資料名:
巻: 109  号: 27  ページ: 10885-10890  発行年: 2012年07月03日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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in vivoでの冷誘発性RNA結合蛋白質(Cirp)の生理学上機能を明白にする為,Cirpノックアウトマウスを製造した。そのマウスは全体的異常も繁殖性の欠損も示さないが,未分化の精原細胞の数は著しく減少し,細胞毒性剤のブスルファンで処理した後,精子形成の回復が遅れた。Cirpは培養したマウス胚線維芽細胞のG0からG1,G1からS相への細胞周期進行を促進した。Cirpは直接に二重特異性チロシンリン酸化制御キナーゼ1B(Dyrk1b)と結合し,p27との結合を阻害し,その結果,p27をリン酸化しにくくして,不安定にした。CirpはDyrk1bとサイクリンD1の結合に影響を与えなかったが,Dyrk1bによるサイクリンD1のリン酸化を阻害した。精原細胞系統GC-1spgにおいて,Cirp発現の抑制によりp27の蛋白質量が増加し,サイクリンD1の蛋白質量が減少し,Dyrk1bに依存する増殖速度が減少した。p27とサイクリンD1の蛋白質量の変化とG0相の細胞割合をcirpノックアウトマウスの未分化精原細胞内で確認した。野生型マウスの未分化精原細胞内において,CirpとDyrk1bは核内で共存した。
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分類 (3件):
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生物学的機能  ,  細胞分裂・増殖  ,  生殖器官 
物質索引 (1件):
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