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J-GLOBAL ID：201202254202896358   整理番号：12A0595827

川俣町山木屋地区における流域単位の除染に向けた放射線能調査

著者 (4件)： 近藤昭彦 (千葉大 CEReS) ,  小林達明 (千葉大) ,  TANG Cangyuan (千葉大) ,  鈴木弘行 (千葉大)
資料名： 農村計画学会誌  (Journal of Rural Planning)
巻： 30  号： 4  ページ： 528-529  発行年： 2012年03月30日 
JST資料番号： Y0829A  ISSN： 0912-9731  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 川俣町山木屋地区における流域単位の除染に向けた放射能調査について報告した。当地区で帰還達成を支援する様々な試みを実施してきた。1.1)空間線量率の分布では,歩行サーベイが迅速な汚染状況把握手段として使える。2)土壌放射能では,市販のコルクボーラーによる採土とオートウェルガンマカウンターを使用した簡易測定法を考案した。2.地下水の放射性物質の測定を行った結果,放射性セシウムについては,すべて検出限界以下であった。先ずは,井戸周辺のりター(落葉落枝)除去を行い,井戸内に放射性物質が入らないようにすることが必要である。3.調査で明らかになってきたことは,暮らしスケールの除染はまず住居を含む流域単位で実施する必要がある。

シソーラス用語： *放射能 ,  *地下水 ,  放射性物質 ,  線量率 ,  落葉落枝 ,  *空間分布 ,  GPS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  リッター ,  核種 ,  簡易測定法 ,  帰還 ,  空間線量率 ,  除染 ,  表面汚染 ,  放射性セシウム

分類 (2件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D) ,  環境の汚染及び防止  (MB02030K)

引用文献 (2件)：

• 近藤昭彦. 東電福島第一原発事故による飯舘村および周辺地域の環境汚染の現状. 農村計画学会誌. 2011, 30, 2, 121-122
• 近藤昭彦. 福島県川俣町における空間線量率・表面汚染密度等調査報告. 農村計画学会誌. 2011, 30, 3, 519-420

タイトルに関連する用語 (6件)： 地区 ,  流域 ,  除染 ,  放射線 ,  能 ,  調査