抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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低温室内で平板に落下する液滴を凍結濃縮させる,氷筍生成法を応用した凍結濃縮法に関して,濃縮液量を増加する方法を実験的に検討した。凍結濃縮法は食品の濃縮に応用されているが,従来手法の欠点を改善するために著者らは氷筍生成法を応用した凍結濃縮法を提案した。しかし,氷柱と濃縮液との分離が容易となる円柱状の氷柱が生成される条件では単位時間当たりの滴下液滴流量が小さく得られる濃縮液量が少ない。本研究では,この短所を改善するため,試料液としてエチレングリコール水溶液を用い,(1)受け皿上にアクリル棒を垂直に立て,その周りに氷柱を生成する方法,(2)液滴の一滴あたりの質量を大きくする方法,の2つを実験的に検討した。その結果から得られた様々な知見を提示した。