抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電気流体力学(EHD)及び非EHD下で十分な被覆率を達成するために,試料の電気抵抗及び見掛けの粘度に及ぼすレシチンレベル及び脂肪型の影響,及び液滴径,被覆面積,厚み及び最小流速を含む最終噴霧品質に及ぼすこれらの物理的性質の影響を研究した。試料としてカカオ脂,カカオ代用脂及びlauric butterの3タイプを用いた。レシチン含量が低下する時,全試料の電気抵抗は上昇した。レシチン含量が増加する時,一部を除いて電気抵抗及び見掛けの粘度は低下した。EHD被覆により,小液滴径及び薄膜被覆が形成されることから,非HDD被覆よりも効果的であった。EHD時の液滴上の類似電荷間の反発力により,液滴は広い面積に広がり,十分な被覆率をもたらした。EHD下で,液滴径及び被覆面積の広さは電気抵抗により強い影響を受けた。最低レシチン含量(0%及び0.05%)で全ての試料の液滴径は顕著に増加したが,低電気抵抗で増加しなかった。均一被覆率をもたらす厚み及び最小流速はEHD被覆時に電気抵抗により,及びEHD及び非EHD被覆時の見掛けの粘度により影響を受けた。