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J-GLOBAL ID：201202265197150263   整理番号：12A0435893

復興への道筋「東日本エネルギー危機に関する緊急提言」のフォローアップレポート

著者 (9件)： 菊池康紀 (東大) ,  梶川裕矢 (東大 大学院工学系研究科 総合研究機構 イノベーション政策研究セ) ,  加藤之貴 (東京工大 原子炉工研) ,  窪田光宏 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  中垣隆雄 (早稲田大 創造理工) ,  福島康裕 (成功大 環境工程学系) ,  松方正彦 (早稲田大 理工学術院 先進理工学研究科) ,  古山通久 (九大 稲盛フロンティア研究セ) ,  古山通久 (九大 カーボンニュートラル・エネルギー国際研)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 76  号： 3  ページ： 154-157  発行年： 2012年03月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 化学工学会のエネルギー研究に関わる会員有志で連絡を取り合い特に夏季において大規模な電力不足が予測されること,計画停電が実施されれば冬季とは比較にならない影饗が発生してしまうことなどを共通認識としてもった。エネルギー部会の協力を得てアンケートをおこなうなど,短期間で広く学会の英知を集め,夏季の計画停電を避けるための対策を検討し,3月28日に「東日本エネルギー危機に関する緊急提言」を学会より発信した。結果として,本提言は2011年夏の需給対策に関するアカデミアからの発信としては最も早く,かつ学術団体からの唯一の提言として日本経済新聞などにおいて取り挙げられた。本稿においては,この緊急提言に関連し,電力需給に関しておこなった対外的な発信活動と,実際の夏季電力需給の結果を踏まえた提言活動の総活をおこなう。さらに今後の電力や熱の需給バランスに関しておこなっている議論について報告した。緊急提言活動,2011年夏の電力需要結果,復興へ向けた短期的・中長期的な対策などについて解説した。

シソーラス用語： *回復 ,  *経路 ,  *東日本 ,  *エネルギー危機 ,  *提案 ,  行為 ,  停電 ,  アンケート ,  *電力供給 ,  電力需要
準シソーラス用語： フォローアップ ,  *提言 ,  電力需給 ,  *道筋 ,  *復興

分類 (3件)： エネルギー政策・エネルギー制度  (LA01040K) ,  電力工学・電力事業一般  (NB01000X) ,  化学工学一般  (XA01000E)

引用文献 (18件)：

• 化学工学会. 震災に伴う東日本エネルギー危機に関する緊急提言. http://www.scej.org/content/view/1202/11/
• 化学工学会. 「化学工学会シンポジウム : 東日本大震災に伴う電力不足対策に関する緊急提言-計画停電を最小限に食い止めるために-」講演資料. 2011
• 東京大学政策ビジョン研究センター. 東京大学政策ビジョン研究センターHP. http://pari.u-tokyo.ac.jp/earthquake/plan_SCEJ.html
• 古山通久. 日本記者クラブ会見. http://www.jnpc.or.jp/activities/news/report/2011/04/r00022556/
• パンフレット「夏の電力不足をみんなで乗り切ろう!!」. http://www.scej.org/wmp/images/teigen-pamf.pdf

タイトルに関連する用語 (7件)： 復興 ,  道筋 ,  東日本 ,  エネルギー危機 ,  提言 ,  フォローアップ ,  レポート