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J-GLOBAL ID：201202266932647300   整理番号：12A1772652

誘導ラマン散乱による組織の高速分子スペクトルイメージング

High-speed molecular spectral imaging of tissue with stimulated Raman scattering

著者 (10件)： OZEKI Yasuyuki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  UMEMURA Wataru (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SUMIMURA Kazuhiko (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  FUKUI Kiichi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  ITOH Kazuyoshi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  OZEKI Yasuyuki (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  OTSUKA Yoichi (Canon Inc., Tokyo, JPN) ,  SATOH Shuya (Canon Inc., Tokyo, JPN) ,  HASHIMOTO Hiroyuki (Canon Inc., Tokyo, JPN) ,  NISHIZAWA Norihiko (Nagoya Univ., Aichi, JPN)
資料名： Nature Photonics  (Nature Photonics)
巻： 6  号： 12  ページ： 845-851  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： W2212A  ISSN： 1749-4885  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 今日まで,組織の医用イメージングは多くは時間のかかる染色プロセスに依存しており,高速の無染色イメージング法が必要になっている。誘導ラマン散乱顕微鏡法によって,化学的特異性がある三次元の実時間イメージングが可能となる。しかし,組織中のいくつかの構成要素を識別するのは,それらのスペクトル特性が重なっていることがあるため難しい。さらに,これまでのマルチスペクトル誘導ラマン散乱イメージング法のイメージング速度には限界がある。今回我々は,フレームごとに波長を調整できる30フレーム/sの誘導ラマン散乱顕微鏡法による無染色イメージングを実証している。さまざまな構成要素を示す多色画像を生成するため,スペクトルの特徴の小さな差を抽出できるよう改良した独立成分分析によって,スペクトル画像が処理された。我々は,ラット肝臓の二次元スペクトルイメージング,ラット肝臓血管の二色三次元イメージング,マウス腸絨毛のいくつかの断面のスペクトルイメージング,そしてマウス耳介皮膚のin vivoスペクトルイメージングなど,さまざまなイメージング手法を提示する。Copyright Nature Publishing Group 2012

シソーラス用語： *誘導Raman散乱 ,  *分子スペクトル ,  *画像処理 ,  *多色性 ,  *独立成分分析 ,  ラット ,  生検 ,  肝臓 ,  血管 ,  小腸絨毛 ,  耳介 ,  顕微鏡観察
準シソーラス用語： イメージング ,  *生体組織検査

分類 (1件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 誘導ラマン散乱 ,  組織 ,  分子スペクトル ,  イメージング