抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ヒートシール製品の開封に際し適度な「はく離性」を付与する技術について解説した。ヒートシール条件の制御により「はく離性」を確保することは困難である。はく離特性を実現するためには3つの方法がある。第1は異種高分子が相溶しない性質を利用した凝集はく離様式でシール層自身が破壊されはく離する。第2は層間はく離様式で,共押出し多層フィルムの異種高分子層界面のラミネート強度が低いことを利用したものである。第3は界面はく離様式でEVA等の易接着性材料を用いてはく離強度を制御するものである。この内,最も安定したはく離性が実現できる凝集はく離シーラントの材料設計に関し解説した。異種高分子のブレンド,PPホモポリマーと少量エチレン成分を含むコポリマーの違いやこれらのブレンド効果及び海外製品の実例を紹介した。