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J-GLOBAL ID：201202272922931752   整理番号：12A1609479

植物油に天然のハーブやスパイスエキス利用の新機会:酸化安定性検査における電子常磁性共鳴の応用

New Opportunities of the Application of Natural Herb and Spice Extracts in Plant Oils: Application of Electron Paramagnetic Resonance in Examining the Oxidative Stability

著者 (4件)： KOZLOWSKA Mariola (Warsaw Univ. of Life Sci., Warsaw, POL) ,  SZTERK Arkadiusz (Warsaw Univ. of Life Sci., Warsaw, POL) ,  ZAWADA Katarzyna (Medical Univ. of Warsaw, Warsaw, POL) ,  ZABKOWSKI Tomasz (Warsaw Univ. of Life Sci., Warsaw, POL)
資料名： Journal of Food Science  (Journal of Food Science)
巻： 77  号： 7/9  ページ： C994-C999  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： C0005A  ISSN： 0022-1147  CODEN： JFDSAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 油脂の酸化防止剤としてBHT,BHA,TBHQなどが利用されてきたが,発癌性や毒性の懸念があるため天然の酸化防止剤が求められている。スパイスやハーブ,特にシソ科が酸化防止剤の供給源であることが知られている。スパイスやハーブの水-エタノールエキスの植物油安定効果などについて検討した。いろいろな濃度(0,100,300,500及び700ppm)のスパイスとBHA(100ppm)を植物油に加えた。スパイスエキスの抗酸化活性をDPPHラジカルアッセイを用いたEPR【磁気共鳴】分光法で測定した。その結果,最も強力な合成酸化防止剤の1つであるであるBHAに比べて,このエキスが植物油の酸化安定性を有意に増加させることを示した。このエキスは植物油のフレーバーに影響しないため植物油に添加するスパイスやハーブの代替になりうる。

シソーラス用語： *ESR【磁気共鳴】 ,  *食品分析 ,  *植物油脂 ,  *ハーブ ,  *香辛料 ,  エキス ,  シソ科 ,  酸化防止剤 ,  芳香族ニトロ化合物 ,  ヒドラジルラジカル
準シソーラス用語： *EPR【磁気共鳴】 ,  *スパイス【香辛料】 ,  酸化安定性 ,  *植物油 ,  天然酸化防止剤 ,  *電子常磁性共鳴 ,  分光法

分類 (4件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  食品の分析  (FJ01030U) ,  調味料,香辛料  (FJ10010W) ,  野菜とその加工品  (FJ11020O)

物質索引 (1件)： DPPHラジカル

タイトルに関連する用語 (9件)： 植物油 ,  ハーブ ,  スパイス ,  エキス ,  機会 ,  酸化安定性 ,  検査 ,  電子常磁性共鳴 ,  応用