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J-GLOBAL ID：201202273371728698   整理番号：12A1174424

逆行性シナプス抑制後の内在性カンナビノイド2-アラキドノイルグリセロールのシナプスタイプ非依存的分解

Synapse type-independent degradation of the endocannabinoid 2-arachidonoylglycerol after retrograde synaptic suppression

著者 (12件)： TANIMURA Asami (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  UCHIGASHIMA Motokazu (Hokkaido Univ. Graduate School of Medicine, Sapporo, JPN) ,  YAMAZAKI Maya (Niigata Univ., Niigata, JPN) ,  UESAKA Naofumi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MIKUNI Takayasu (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  ABE Manabu (Niigata Univ., Niigata, JPN) ,  HASHIMOTO Kouichi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HASHIMOTO Kouichi (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  HASHIMOTO Kouichi (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  WATANABE Masahiko (Hokkaido Univ. Graduate School of Medicine, Sapporo, JPN) ,  SAKIMURA Kenji (Niigata Univ., Niigata, JPN) ,  KANO Masanobu (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 30  ページ： 12195-12200  発行年： 2012年07月24日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 内在性カンナビノイドはシナプス後神経細胞から放出される脂質メディエータである。本報では内在性カンナビノイドの1つである2-アラキドノイルグリセロール(2-AG)の分解について調べた。その結果,小脳での2-AG加水分解酵素であるモノアシルグリセロールリパーゼ(MGL)の発現が部位により異なり,平行線維末端では強く,バーグマングリアでは弱く,他のシナプス末端では発現していないことが分かった。一方でMGLノックアウトマウスでは2-AGによる逆行抑制はシナプスの種類に関係なく延長した。従って2-AGの分解はシナプスのタイプに関係なくMGLにより分解されることが分かった。

シソーラス用語： シナプス ,  *カンナビノイド ,  *小脳 ,  ノックアウトマウス ,  神経線維 ,  リパーゼ ,  細胞情報伝達 ,  神経伝達 ,  ニューロン ,  情報伝達受容体 ,  器官培養 ,  免疫染色 ,  *ホルモン
準シソーラス用語： 平行線維 ,  抑制性シナプス ,  モノアシルグリセロールリパーゼ ,  シナプス伝達 ,  バスケット細胞 ,  CB1受容体 ,  *内因性カンナビノイド

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  その他の脊椎動物ホルモン  (EB08070K)

物質索引 (1件)： 2-アラキドノイルグリセロール

タイトルに関連する用語 (6件)： シナプス抑制 ,  内在性カンナビノイド ,  シナプス ,  タイプ ,  非依存 ,  分解