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J-GLOBAL ID：201202277952940200   整理番号：12A0645198

マッシュルームHygrophorus russulaのマンノース特異的レクチン

Mannose-specific lectin from the mushroom Hygrophorus russula

著者 (13件)： SUZUKI Tomohiro (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  SUGIYAMA Kozue (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  HIRAI Hirofumi (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  ITO Hiroyuki (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  MORITA Tatsuya (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  DOHRA Hideo (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  MURATA Takeomi (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  USUI Taichi (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  TATENO Hiroaki (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN) ,  HIRABAYASHI Jun (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN) ,  KOBAYASHI Yuka (J-Oil Mills, Inc., Kanagawa, JPN) ,  KAWAGISHI Hirokazu (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  KAWAGISHI Hirokazu (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN)
資料名： Glycobiology  (Glycobiology)
巻： 22  号： 5  ページ： 616-629  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： W0050A  ISSN： 0959-6658  CODEN： GLYCE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： H.russulaからレクチンを分離,精製し,その性質を解明した。H.russulaの子実体抽出液を親和クロマトグラフィーおよび陽イオン交換クロマトグラフィーで処理してレクチンを分離,精製し,H.russulaレクチン(HRL)と命名した。HRLは4個の18.5kDaのサブユニットを持ち,SS結合は認められず,6.40のpIを示した。175個のアミノ酸残基から成る全アミノ酸配列を決定した。炭水化物含量は3.5%であった。アミノ酸配列はマッシュルームGrifola frondosaのレクチンと38%の相同性を持っていた。HRLのクローニングしたcDNAは176アミノ酸をコードする528bpから成るORFを持っていた。血球凝集阻止反応でα1-6マンノビオースが最高の阻止活性を示した。また,HRLの親和性はManα1-6(Manα1-3)Manβ1-4GlcNAcβ1-4GlcNAcに対して最も高かった。炭水化物鎖への結合には非還元性末端Manα1-6の存在が必須であった。HRLはラット脾リンパ球に対して分裂促進活性を示し,ヒト1型HIV gp120との強い結合が認められた。

シソーラス用語： *マッシュルーム ,  血球凝集 ,  *レクチン ,  *精製 ,  アミノ酸配列 ,  リンパ球 ,  細胞分裂 ,  HIV1 ,  ヌクレオチド配列 ,  遺伝学実験技術 ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： *Hygrophorus russula ,  血球凝集阻害試験 ,  *蛋白質精製 ,  配列アラインメント

分類 (2件)： 細胞構成体一般  (EF03010Z) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： マンノース

タイトルに関連する用語 (4件)： マッシュルーム ,  Russula ,  マンノース ,  レクチン