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J-GLOBAL ID：201202281452893831   整理番号：12A0078447

先端計測分析技術の開発 健康・環境センサーの開発

著者 (3件)： 増田秀樹 (名古屋工大) ,  小澤智宏 (名古屋工大) ,  猪股智彦 (名古屋工大)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 57  号： 1  ページ： 43-54  発行年： 2012年01月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ここで紹介する健康・環境センサーは,生物機能,特に金属酵素およびその活性中心の構造と機能を研究している過程で偶然見つかった機能である。例えば,最初に取り上げるNOセンサーはニトリルヒドラターゼという,ニトリルという有毒性の化合物を有用なアミドに変換する酵素であり,そのレスティング状態でNOが配位することから見つかった機能で,これをセンサーとして応用展開したものである。また,次に紹介するVOCセンサーは,酵素の基質特異性にヒントを得たもので,触媒反応は基質の誘導とて応部位の活性度で決まるというものである。ゼオライト細孔を反応場として金属フタロシアニンを内包することで金属酵素の活性部位周辺構造を再現できると考えたものである。そして3つ目の微生物センサーでは,全ての細胞が鉄の捕捉にシデロフォアという分子を使っていることから始まっており,鉄捕捉分子を利用すれば微生物を捕まえることができ,センサーとして使えるだろうと考えたものである。NOセンサー,VOCセンサー,徴生物センサーなどについて解説した。

シソーラス用語： 先端技術 ,  計測 ,  分析 ,  健康診断 ,  公害計測 ,  金属酵素 ,  活性部位 ,  *ガスセンサ ,  ヒドロリアーゼ ,  *揮発性有機化合物 ,  基質特異性 ,  触媒反応 ,  金属フタロシアニン ,  シデロホア ,  *バイオセンサ ,  *酸化窒素 ,  ニトリルヒドラターゼ ,  *微生物センサ
準シソーラス用語： *VOC【化合物】

分類 (2件)： 計測機器一般  (AD02000X) ,  化学プロセスの測定,監視,計装  (XC02030Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 計測 ,  分析 ,  開発 ,  環境 ,  センサー