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J-GLOBAL ID:201202283987902247   整理番号:12A0185148

内殻準位光電子スペクトロスコピーによって研究した重フェルミオン・ウラン化合物の電子構造

Electronic Structure of Heavy Fermion Uranium Compounds Studied by Core-Level Photoelectron Spectroscopy
著者 (23件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 014703.1-014703.9  発行年: 2012年01月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ウラン原子価状態とコア-レベル・スペクトル線の形状の関係を理解するため高エネルギー-分解能コア-レベルと原子価-バンド光電子スペクトル研究を,典型的局所化巡回ウラン化合物と共に重フェルミオン・ウラン化合物,UGe2,UCoGe,URhGe,URu2Si2,UNi2Al3,UPd2Al3とUPt3で実行した。ウラン化合物のコア-レベル・スペクトルで認めた主線と高結合エネルギー・サテライト構造に加えて,局所化とほとんど局所化したウラン化合物の主線のより低結合エネルギー側上に肩構造も見つけた。スペクトル線の形状は,U 5f 電子構造に従い系統的な変化を示した。UGe2,UCoGe,URhGe,URu2Si2とUNi2Al3のコア-レベル・スペクトルはむしろ巡回化合物のスペクトルに類似していて,これらの化合物のU 5f電子が配位子状態と良く交雑することを示唆した。他方,UPd2Al3とUPt3のコア-レベル・スペクトルは,巡回化合物のスペクトル線形状とかなり異なるスペクトル線形状を示した。UPd2Al3とUPt3でのU 5f電子は配位子状態とより交雑しないことを示唆し,これらの化合物でU 5f電子の相関性質に導く。コア-レベル・スペクトルでの支配的な最終状態キャラクタはUGe2,UCoGe,URhGe,URu2Si2,UNi2Al3とUPd2Al3での5f 電子数が,3の近くで未満であり,一方UPt3の5f 電子数が3よりむしろ2の近くにあることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属結晶の電子構造 

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