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J-GLOBAL ID:201202287808395171   整理番号:12A1598880

津波発生時における沿岸地域住民の行動-千葉県御宿町における東北地方太平洋沖地震前後のアンケート調査から-

COASTAL RESIDENTS’ BEHAVIOR IN THE EVENT OF TSUNAMI: Questionnaire surveys before and after the Tohoku Region Pacific Coast Earthquake at Onjuku, Chiba prefecture
著者 (4件):
資料名:
号: 681  ページ: 2525-2532  発行年: 2012年11月30日 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,千葉県御宿町における東北地方太平洋沖地震前後のアンケート調査から,津波発生時に沿岸地域住民がどのような行動をとったのかを詳細に把握し,それらに影響した要因を明らかにする。1)地震前に行った調査との比較から,想定された津波に対する行動の意向とは異なり,対象地域の住民の多くが実際には避難を行わなかったこと,避難に用いる移動手段として自動車を用いたこと,さらに行政が指定した以外への場所への避難が多かったことがわかった。2)避難意思決定の時期は津波警報が大津波警報へと切り替わったのを知った時が最も多かったが,津波警報や避難の呼びかけを聞いても避難しなかった人が多くいた。3)地震発生後の行動は地震時に居た場所によって大きく異なっており,自宅以外の場所にいた場合,迅速な避難が行われにくかった。
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分類 (1件):
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自然災害 
引用文献 (20件):
  • 1) 諫川輝之,村尾修,大野隆造:津波発生時における沿岸地域住民の行動-千葉県御宿町を対象として-,シンポジウム「東日本大震災からの教訓,これからの新しい国つくり」,pp.515-518,2012.3
  • 2) 内閣府編:平成23年防災白書,2011
  • 3) 警察庁:東日本大震災と警察,焦点第281号,2012.4
  • 4) 広瀬弘忠:人はなぜ逃げおくれるのか-災害の心理学,集英社,2004
  • 5) 中央防災会議:東海地震に係る被害想定結果について,東海地震対策専門調査会記者発表資料,2003.3
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