文献

J-GLOBAL ID：201202291965562895   整理番号：12A0532002

固体酸化物形燃料電池の発電特性とNi/SDCアノードにおけるNi粒子径との関係

Influence of Ni particle size of Ni/SDC anode on the performance of the solid oxide fuel cell

著者 (6件)： 浅本麻紀子 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  杉原一成 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  板垣吉晃 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  山口修平 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  定岡芳彦 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  八尋秀典 (愛媛大 大学院理工学研究科)
資料名： 触媒  (Catalysts & Catalysis)
巻： 54  号： 2  ページ： 87-89  発行年： 2012年03月10日 
JST資料番号： F0319A  ISSN： 0559-8958  CODEN： SHKUAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 固体酸化物形燃料電池(Solid oxide fuel cell;SOFC)のH₂およびCH₄燃料利用時における発電特性とNi/SDCアノード上のNiの平均粒子径との関係について検討した。SDC上のNi平均粒子径は,アルカリ土類金属酸化物の添加またはSDC前駆体の焼成温度によって変化し,BaOの添加あるいは600°Cで焼成したSDC担体を用いたときNi平均粒径は最も小さくなった。SOFCの最大出力密度は,SDC上のNiの平均粒子径が小さいほどが高かった。また,H₂燃料では最大出力密度がNi表面積に依存するのに対し,CH₄燃料では三相界面(Three Phase Boundary;TPB)長に依存することがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *固体酸化物燃料電池 ,  *ニッケル ,  *粒度依存性 ,  *酸化サマリウム ,  *酸化セリウム ,  アノード ,  酸化カルシウム ,  添加物効果 ,  走査電子顕微鏡 ,  特性 ,  界面 ,  アルカン
準シソーラス用語： *SDC【酸化物】 ,  FE-SEM ,  発電特性 ,  三相界面

分類 (1件)： 燃料電池  (YB04040V)

物質索引 (1件)： メタン

引用文献 (10件)：

• MURRY, E. P. Nature. 1999, 400, 649
• ASAMOTO, M. ECS Transactions. 2007, 7, 1, 1711
• ASAMOTO, M. Catal. Today. 2008, 139, 77
• ASAMOTO, M. Electrochem. Commun. 2009, 11, 1508
• MOGENSEN, M. Solid State Ionics. 1996, 86-88, 1151

タイトルに関連する用語 (6件)： 固体酸化物形燃料電池 ,  発電特性 ,  Ni ,  SDC ,  アノード ,  粒子径