抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
エンドエフェクタが取り付けられる出力リンクとベースの間に複数のジョイントとリンクから構成される連鎖が複数個並列に配置されたパラレルマニピュレータは,アクチュエータで駆動されない受動ジョイントを多く含むこと等に起因して,多くの特徴を有する。本稿では,パラレルマニピュレータを開発・運用するにあたり必要な基本事項として,機構構成の考え方と特異点について記述した。6本の同一構造の連鎖を用いた6自由度機構で,各連鎖内の直進ジョイントに搭載したアクチュエータリンクにより出力リンクの3次元空間内の運動を制御できる代表的な機構を説明した。多重ジョイント活用の機構,弾性ジョイントによる機構等,最近の研究動向に言及した。