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J-GLOBAL ID:201202296525701364   整理番号:12A0262318

再充電性Naイオン電池用の固体状態法によって合成したNa2FePO4FとNa2Fe0.5Mn0.5PO4Fとの間の結晶構造及び電極性能の比較

A Comparison of Crystal Structures and Electrode Performance between Na2FePO4F and Na2Fe0.5Mn0.5PO4F Synthesized by Solid-State Method for Rechargeable Na-Ion Batteries
著者 (9件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 80-84  発行年: 2012年02月05日 
JST資料番号: G0072A  ISSN: 1344-3542  CODEN: EECTFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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炭素被覆Na2FePO4F及びNa2Fe0.5Mn0.5PO4Fを炭素源としてアスコルビン酸を用いる簡単な固体状態法によって合成することができた。Na2Fe0.5Mn0.5PO4Fの結晶構造はX線回折法によりNa2MnPO4Fと等構造であることが分かった。走査電子顕微鏡,透過型電子顕微鏡及びRaman分光法によりアスコルビン酸の添加が試料の粒子成長を効果的に抑制し,ナノサイズの炭素被覆材料を形成することが分かった。Na2FePO4Fの電極性能をNa2Fe0.5Mn0.5PO4Fと比べた。2wt%アスコルビン酸で調製した炭素被覆Na2FePO4Fは1/20Cレート(6.2mAg-1)で100~110mAhg-1の放電容量を与え明確な電圧プラトーを3.06と2.91V対Na金属にもつ。それに対して,Na2Fe0.5Mn0.5PO4Fの電気化学的活性は低い。高い可逆容量を達成するためにはアスコルビン酸の添加(6wt%)による高い炭素含有量とボールミル処理が必要である。よく最適化したNa2Fe0.5Mn0.5PO4F試料は1/20Cレート(6.2mAg-1)で放電容量110mAhg-1を与え,平均作動電圧は中心が3.53VのMn2+/Mn3+レドックス対を基とするNa2FePO4Fより高いことが初めて分かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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電極過程  ,  塩  ,  二次電池  ,  その他の無機化合物の結晶構造 
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