特許
J-GLOBAL ID:201203000896209389

スピーチ内容を識別する装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 譲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-003782
公開番号(公開出願番号):特開2012-146116
出願日: 2011年01月12日
公開日(公表日): 2012年08月02日
要約:
【課題】計測された脳波から発話或いはサイレントスピーチの内容を識別する。【解決手段】本発明は、学習時脳波信号に独立成分分析および射影実行を適用して、脳波データを再構成する。一方、学習時の音声信号を計測し、そのスペクトログラムを算出する。再構成された脳波データとスペクトログラムの関係をカルマンフィルターでモデル化し、そのモデル・パラメータを学習する。次に、スピーチ遂行時に計測された脳波信号に独立成分分析および射影実行を適用し、脳波データを再構成して、学習済みのカルマンフィルターモデルに入力する。モデルの出力値であるスペクトログラムからスピーチの内容を推定する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
発話或いはサイレントスピーチを含むスピーチ時の脳波信号からスピーチ内容を識別する装置において、 被験者頭部に装着される複数個の脳波計測用電極と、 前記脳波計測用電極により発話或いはサイレントスピーチを遂行した時の脳波データを計測する脳波計測部と、 前記脳波データに独立成分分析を適用し、各独立成分の寄与を電極位置の空間に射影した時の値として算出する独立成分分析および射影実行部と、 被験者が発した音声を計測する音声信号計測部と、 計測した音声信号のスペクトログラムを算出するスペクトログラム計算部と、 前記独立成分分析および射影実行部で得られた脳波データと、スペクトログラム計算部で得られたスペクトログラムを利用したデータ解析のために用いるカルマンフィルターモデルを設定するカルマンフィルターモデル設定部と、 スペクトログラムの値が属する音声領域からスピーチされた内容を推定するスピーチ内容推定部と、を備え、 学習時に前記独立成分分析および射影実行部で得られた脳波データとスペクトログラム計算部で得られたスペクトログラムの関係をカルマンフィルターモデルによって学習し、かつ、スピーチ遂行時に前記独立成分分析および射影実行部で得られた脳波データを学習済みの前記カルマンフィルターモデルに入力し、出力されたスペクトログラムからスピーチの内容を推定することから成るスピーチ内容識別装置。
IPC (2件):
G06F 3/01 ,  A61B 5/047
FI (2件):
G06F3/01 310B ,  A61B5/04 322
Fターム (4件):
4C027AA03 ,  4C027GG11 ,  4C027GG13 ,  4C027KK03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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