特許
J-GLOBAL ID:201203001665475317

タブ付き電極材を内装した筒型電池のタブ検査方法、その検査方法に用いるタブ検査装置、及びタブマーキング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-140633
公開番号(公開出願番号):特開2012-004074
出願日: 2010年06月21日
公開日(公表日): 2012年01月05日
要約:
【課題】電池缶内のタブのX線撮像による検査精度を高める。【解決手段】二次電池内のタブを検査する工程に先だって、検査対象の筒型電池(ワーク)1の電池缶10の外周上の任意の位置にマークMを付し、このマークが検出されるポイントでワーク仮位置決めをした後、この筒型電池を斜め或いは真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像し、その画像処理からタブ12の像位置を抽出して、検出対象の筒型電池のマーク位置に対するタブの抽出位置の実回転角と標準回転角との偏差Δαを算出する。この偏差に基づきワークの位置補正を行う。或いは、マークを付す前に筒型電池を斜め或いは真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像し、その画像処理からタブの像位置を抽出して、この抽出位置にマークを付す。【選択図】図12B
請求項(抜粋):
電極リード端子となるタブを付けた電極材を電池ケースとなる電池缶に内装する筒型電池の製造工程後の検査工程で、前記筒型電池をX線撮像して電池内部のタブの状態良否を検査する筒型電池のタブ検査方法において、 電池缶外周に付したマークがマーク検出センサで検出される位置にきたときに筒型電池内のタブが真横アングルでX線撮像される理想の被撮像位置の前記マーク検出位置に対する回転角を標準回転角α0(α0は零を含む)と定めておき、 前記検査工程に先立って、検査対象の筒型電池の電池缶の外周上の任意の位置にマークを付し或いは前記電極材を前記電池缶に内装する過程で前記タブの位置を把握して前記電池缶の外周上に大よそのタブ位置を示すマークを付し、 このマークが検出されるポイントで前記筒型電池の周方向の仮位置決めをした後、この筒型電池を斜め或いは前記真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像し、その撮像された画像からタブの像位置を抽出して、検出対象の筒型電池の実マーク位置に対する前記タブの抽出位置の実回転角と前記標準回転角との偏差を算出する画像処理を行い、 その後に行う前記検査工程で、前記マークにより仮位置決めされた検査対象の前記筒型電池を前記偏差分だけ修正する方向に回転させるタブ位置ずれ補正を行って、この筒型電池のタブを真横アングルでX線撮像することを特徴とする筒型電池のタブ検査方法。
IPC (2件):
H01M 10/04 ,  H01M 2/26
FI (2件):
H01M10/04 Z ,  H01M2/26 A
Fターム (9件):
5H028AA01 ,  5H028BB11 ,  5H028BB17 ,  5H028CC12 ,  5H043AA19 ,  5H043BA19 ,  5H043CA02 ,  5H043CA12 ,  5H043EA01
引用特許:
審査官引用 (9件)
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