特許
J-GLOBAL ID:201203011029198902
合成樹脂製丸形壜体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 一豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-243168
公開番号(公開出願番号):特開2012-096798
出願日: 2010年10月29日
公開日(公表日): 2012年05月24日
要約:
【課題】 減圧吸収パネルを配設せず胴部の周壁の面剛性を大きくした合成樹脂製丸形壜体で、減圧度の上昇に伴う底部の底壁面の陥没変形を壜体の自立性を損なうことなく達成可能な構成とし、底部の陥没変形を含め壜体全体で十分に減圧吸収機能を発揮せしめることを課題とする。【解決手段】 2軸延伸ブロー成形による丸形壜体で、胴部の周壁に壜体内部の減圧度の上昇に伴う縦方向の押圧力の作用により、縦方向に弾性的に圧縮状の変形が可能に周溝を複数配設し、底部の底面の、周縁部の内側に接地部としての機能を発揮する突条を下方に突出設し、中央部に陥没凹部を配設し、壜体内部の減圧度の上昇に伴い、周溝の圧縮状の変形に伴う胴部の高さ寸法の短縮化と、陥没凹部の陥没状の上方変位により減圧吸収機能が発揮されると共に、突条の替わりに周縁部が接地部としての機能を発揮する構成とする、と云うものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
2軸延伸ブロー成形され円筒状の胴部(4)を有する合成樹脂製丸形壜体において、前記胴部(4)の周壁(4a)には周溝(6)を複数配設し、該周溝(6)は、壜体内部の減圧度の上昇に伴う縦方向の押圧力の作用により縦方向に弾性的に圧縮状の変形が可能に、周壁(4a)を縦断面でみて凹状に屈曲して形成した構成とし、底部(5)の底面の、周縁部(12)の内側には底面壁を前記周縁部(12)より下方に突出させて形成した接地部としての機能を発揮する突条(13)を配設し、中央部には前記突条(13)の内側を基端として底面壁を上方、内部方向に陥没させて形成した陥没凹部(15)を配設する構成とし、
壜体内部の減圧度の上昇に伴い、前記周溝(6)の圧縮状の変形に伴う胴部(4)の高さ寸法の短縮化と、前記突条(13)から陥没凹部(15)にかけての底面壁の陥没状の上方変位により減圧吸収機能が発揮されると共に、前記突条(13)の替わりに周縁部(12)が接地部としての機能を発揮する構成とした合成樹脂製丸形壜体。
IPC (1件):
FI (2件):
Fターム (8件):
3E033AA02
, 3E033BA18
, 3E033CA05
, 3E033DC03
, 3E033DD05
, 3E033EA04
, 3E033EA05
, 3E033FA03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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合成樹脂製壜体
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-136259
出願人:株式会社吉野工業所
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プラスチックボトル
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-248960
出願人:東洋製罐株式会社
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合成樹脂製壜体
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-207518
出願人:株式会社吉野工業所
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真空圧の除去のための容器構造
公報種別:公表公報
出願番号:特願2004-539673
出願人:シー・オー・2・パツク・リミテツド
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