特許
J-GLOBAL ID:201203017518005988

核種分析方法、核種分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 堀 城之 ,  前島 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-170643
公開番号(公開出願番号):特開2012-032220
出願日: 2010年07月29日
公開日(公表日): 2012年02月16日
要約:
【課題】単純な構成で高精度のNRF分析を行う。【解決手段】電子加速装置111によって、高エネルギーまで加速された電子線112が図中右方向に放射される。一方、レーザー光源12によって発せられたレーザー光13は、回転式波長板14を透過し、反射鏡113で反射され、電子線112中の高エネルギー電子と正面衝突するように設定される。レーザー光13はLCSガンマ線15となり、図中右側に発せられる。試料100における原子核は、このLCSガンマ線15を吸収し、核共鳴散乱によって、NRFガンマ線21を発する。このNRFガンマ線21は、NRFガンマ線検出器(ガンマ線検出部)22で検出される。回転式波長板(偏光方向切替部)14は、垂直偏光されたレーザー光13の偏光方向を制御する。特に、レーザー光13の光軸を変えずに、その偏光方向を垂直な2方向に制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
パルスレーザー光と高エネルギー電子との衝突によって発生したレーザーコンプトンガンマ線を試料に照射した際に試料中の原子核から発せられる蛍光ガンマ線を検出することによって前記試料における原子核核種を分析する核種分析装置であって、 直線偏光されたパルスレーザー光を発するレーザー光源と、 前記パルスレーザー光の偏光方向を垂直な2方向に切り替える偏光方向切替部と、 前記偏光方向切替部から出力されたパルスレーザー光と前記高エネルギー電子とを衝突させてレーザーコンプトンガンマ線を発生させるガンマ線発生部と、 前記レーザーコンプトンガンマ線を前記試料に照射させる照射部と、 前記レーザーコンプトンガンマ線の光軸から垂直な方向に前記試料から発せられた蛍光ガンマ線を検出するガンマ線検出部と、 前記偏光方向切替部において切り替えられた2つの偏光方向に対応する前記ガンマ線検出部の出力を用いて前記試料の原子核核種を分析する算出部と、 を具備することを特徴とする核種分析装置。
IPC (1件):
G01N 23/22
FI (1件):
G01N23/22
Fターム (19件):
2G001AA02 ,  2G001AA03 ,  2G001AA07 ,  2G001AA10 ,  2G001AA20 ,  2G001BA03 ,  2G001CA02 ,  2G001DA01 ,  2G001DA02 ,  2G001DA06 ,  2G001GA01 ,  2G001GA04 ,  2G001GA06 ,  2G001JA12 ,  2G001KA02 ,  2G001NA14 ,  2G001PA06 ,  2G001QA01 ,  2G001SA02

前のページに戻る