特許
J-GLOBAL ID:201203021400043084

ヒートポンプ及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-246050
公開番号(公開出願番号):特開2012-097963
出願日: 2010年11月02日
公開日(公表日): 2012年05月24日
要約:
【課題】運転開始時に定格運転に到達するまでの時間を短縮でき、圧縮機に液相の熱媒体が供給されることを防止可能なヒートポンプ及びその制御方法を提供する。【解決手段】運転開始時に、圧縮機バイパスライン12に設けられた圧縮機バイパス弁13を開放し、蒸発器2と熱媒体用加熱手段23の両方または一方により加熱した熱媒体を循環させて装置全体の予熱を行うと共に、圧縮機用加熱手段21により圧縮機3を加熱し、圧縮機3近傍の配管温度を計測する圧縮機用温度計22の検出温度が閾値以上となり、かつ、凝縮器4の下流側の熱媒体の温度を計測する熱媒体用温度計24の検出温度が閾値以上となったときに、圧縮機バイパス弁13を閉じ、圧縮機3の運転を開始させる運転開始時制御部17を有する制御器15を備えた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱媒体を高温熱源と熱交換させ前記熱媒体を蒸発させる蒸発器と、該蒸発器で蒸発させた前記熱媒体を圧縮する圧縮機と、該圧縮機で圧縮された前記熱媒体を低温熱源と熱交換させ前記熱媒体を凝縮させる凝縮器と、該凝縮器で凝縮させた前記熱媒体を膨張させて前記蒸発器に供給する膨張弁と、前記蒸発器と前記圧縮機と前記凝縮器と前記膨張弁とを順次ループ状に接続する熱媒体循環ラインと、を備え、前記蒸発器に供給される前記高温熱源の温度が環境温度よりも高いヒートポンプにおいて、 前記熱媒体循環ラインに前記圧縮機をバイパスするように設けられた圧縮機バイパスラインと、該圧縮機バイパスラインに設けられた圧縮機バイパス弁と、前記圧縮機を加熱する圧縮機用加熱手段と、前記圧縮機近傍の前記熱媒体循環ラインの配管温度を計測する圧縮機用温度計と、前記熱媒体を加熱する熱媒体用加熱手段と、前記凝縮器の下流側の前記熱媒体の温度を計測する熱媒体用温度計と、前記圧縮機と前記膨脹弁と前記圧縮機バイパス弁とを制御する制御器とを備え、 前記制御器は、 運転開始時に、前記圧縮機バイパス弁を開放し、前記蒸発器と前記熱媒体用加熱手段の両方または一方により加熱した前記熱媒体を循環させて装置全体の予熱を行うと共に、前記圧縮機用加熱手段により前記圧縮機を加熱し、 前記圧縮機用温度計の検出温度が予め設定した閾値以上となり、かつ、前記熱媒体用温度計の検出温度が予め設定した閾値以上となったときに、前記圧縮機バイパス弁を閉じ、前記圧縮機の運転を開始させる運転開始時制御部を有することを特徴とするヒートポンプ。
IPC (1件):
F25B 1/00
FI (3件):
F25B1/00 341C ,  F25B1/00 351N ,  F25B1/00 351U
引用特許:
審査官引用 (8件)
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