特許
J-GLOBAL ID:201203024302693649

電力変換装置およびその温度上昇演算方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-144418
公開番号(公開出願番号):特開2012-010490
出願日: 2010年06月25日
公開日(公表日): 2012年01月12日
要約:
【課題】極めて簡便な方法で、インバータ等の電力変換器を構成する半導体スイッチ素子の温度上昇を推定し、その劣化や残存寿命を評価する。【解決手段】演算処理装置3内の発熱量演算部12で、電流指令値Id*,Iq*と電圧指令値vu*、vv*、vw*を使用してチップの損失の演算を実施する。まず、電流指令値から各出力相の電流値iu*、iv*、iw*を推定する。チップのオン/オフ損失は各出力相に流れる電流推定値の関数で表され、PWMキャリア周波数fと積算して損失を導出できる。また、導通損失は、電流推定値とその関数である飽和電圧に通流時間を積算する必要があるが、スイッチ素子の制御周期fsw毎にキャリア振幅と電圧指令値の関係から通流時間を演算する。また、外気温センサを付加することで、絶対温度演算を実施する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
スイッチ素子を搭載したインバータ主回路と、 前記スイッチ素子を駆動するゲートドライバと、 三角波キャリアと電圧指令値とに基いて、前記スイッチ素子を駆動するためのオン・オフ制御信号を生成するPWM制御部と、 前記電圧指令値を演算する制御回路を有する電力変換装置において、 前記スイッチ素子のオン・オフ制御の制御周期毎に、 電流指令値から、各出力相の電流値を推定する手段と、 推定した前記電流値の関数として、前記スイッチ素子のオン損失およびオフ損失を演算する手段と、 前記電流指令値の極性に基いて、導通するスイッチ素子を判別する手段と、 各出力相の前記電圧指令値に基いて、各出力相のスイッチ素子の制御周期内における通流時間を演算する手段と、 前記電流値および前記通流時間とに基いて、前記スイッチ素子の導通損失を演算する手段と、 前記スイッチ素子のオン損失およびオフ損失と、前記スイッチ素子の導通損失とに基づいて、前記スイッチ素子の発熱量を演算する手段を備えたことを特徴とする電力変換装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02P 27/06
FI (3件):
H02M7/48 M ,  H02M7/48 F ,  H02P5/41 303Z
Fターム (29件):
5H007AA17 ,  5H007BB06 ,  5H007CA01 ,  5H007CB05 ,  5H007CC23 ,  5H007DB02 ,  5H007DC02 ,  5H007DC05 ,  5H007DC08 ,  5H007EA02 ,  5H007FA13 ,  5H007HA03 ,  5H007HA05 ,  5H505BB06 ,  5H505CC01 ,  5H505DD06 ,  5H505EE41 ,  5H505EE49 ,  5H505GG02 ,  5H505GG04 ,  5H505HA10 ,  5H505HB01 ,  5H505JJ04 ,  5H505JJ17 ,  5H505JJ22 ,  5H505LL07 ,  5H505LL22 ,  5H505LL41 ,  5H505LL43
引用特許:
審査官引用 (6件)
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