特許
J-GLOBAL ID:200903041001606879
パワー素子過熱保護装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
花村 泰伸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-313136
公開番号(公開出願番号):特開2008-131722
出願日: 2006年11月20日
公開日(公表日): 2008年06月05日
要約:
【課題】インバータを構成する複数のパワー素子に対し、パワー素子毎に過熱から有効に保護することが可能なパワー素子過熱保護装置を提供する。【解決手段】温度推定手段が、パワー素子毎のジャンクション温度を演算により推定し、過熱異常判定手段が、各パワー素子のジャンクション温度Tjと許容動作温度Tjmaxとを比較し、パワー素子の何れかのジャンクション温度Tjが許容動作温度Tjmaxに比べてより高いとき、パワー素子毎に過熱異常信号Bを出力する。この過熱異常信号Bにより、モータ8への電力供給が遮断される。これにより、モータがロック状態であるとき又は極低速で運転するとき、パワー素子であるIGBTおよびダイオードの過熱を素子毎に保護することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直流を所望の交流に変換するインバータを用いて、PWM制御によって負荷を駆動する駆動装置に備えられ、前記インバータを構成する複数のパワー素子の過熱を保護するパワー素子過熱保護装置において、
前記複数のパワー素子を被装するケースの温度を検出する温度検出手段と、
前記パワー素子毎のジャンクション温度と前記ケース温度との間の温度差の上昇分を演算し、得られる温度差の上昇分に前記ケースの温度を加算し、演算の結果により、前記パワー素子毎のジャンクション温度を推定する温度推定手段と、
前記パワー素子毎のジャンクション温度と、前記パワー素子毎の許容動作温度とをそれぞれ比較演算し、演算の結果により、ジャンクション温度が許容動作温度に比べて高いとき、パワー素子が過熱状態であると判定し、過熱異常信号を出力する過熱異常判定手段と、
前記過熱異常判定手段から少なくとも1つの過熱異常信号を入力した場合には、前記パワー素子のゲートを遮断する電力遮断信号を出力する電力遮断信号出力手段と、
を備えることを特徴とするパワー素子過熱保護装置。
IPC (4件):
H02M 7/48
, H02P 29/02
, H02P 27/06
, H02P 27/08
FI (4件):
H02M7/48 M
, H02P7/00 U
, H02P7/63 302S
, H02P7/63 302K
Fターム (25件):
5H007AA17
, 5H007BB06
, 5H007CA01
, 5H007CB02
, 5H007CB05
, 5H007CC23
, 5H007DB01
, 5H007EA02
, 5H007FA13
, 5H007HA05
, 5H501AA20
, 5H501BB20
, 5H501DD01
, 5H501HA09
, 5H501HB07
, 5H501MM05
, 5H505BB10
, 5H505CC01
, 5H505DD03
, 5H505EE49
, 5H505GG04
, 5H505HA10
, 5H505HB02
, 5H505LL22
, 5H505MM06
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
モ-タ駆動の制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-243077
出願人:アイシン精機株式会社
審査官引用 (7件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
-
SCRとその応用, 19660210, 第2版, p.41-44
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