特許
J-GLOBAL ID:201203028605835603

ホスゲンを調製するための反応器および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江藤 聡明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-541402
公開番号(公開出願番号):特表2012-512123
出願日: 2009年12月16日
公開日(公表日): 2012年05月31日
要約:
反応器(1)の長手方向に相互に平行に配列されていてそれらの両端の各々で管板(tube plate)(3)内に溶接されている多数の触媒管(2)内に用意されている固体触媒の存在下での一酸化炭素および塩素の気相反応によりホスゲンを調製するための反応器(1)であって、いずれの場合にも1つのキャップを経由して前記触媒管(2)の上端での出発材料の導入および前記触媒管(2)の下端でのガス状反応混合物の放出、およびさらにシェル内の触媒管(2)間の空間(4)内の液体伝熱媒体(7)のための導入および放出設備を用いて、ここで前記シェル内の触媒管(2)間の空間(4)内の前記伝熱媒体(7)の流動は偏向板(5)の結果として蛇行しており、各交互偏向板(5)は前記反応器の内壁の反対側で円の1区間の形状を有する2つの開口部(6)を空けており、それにすぐ続く偏向板は相互および反応器直径に対して平行で等距離である2本の直線によって境界される1つの中央開口部(11)を空けており、前記反応器(1)は円の1区間の形状を有する前記開口部(6)の領域内および前記中央開口部(11)の領域内には管を有しておらず、このとき前記反応器(1)の長手方向に相互に平行に配列されている多数の前記触媒管(2)は、触媒管(2)を有していない、反応器直径に沿って両側へ伸長する領域によって相互から分離されている同一触媒管(2)の2つの束に配列されており、前記触媒管(2)と前記伝熱媒体(7)との界面での伝熱係数は、前記触媒管(2)の変化した配列によって相互に適応させられる前記伝熱媒体(7)の流動方向においていずれの場合にも最初の触媒管から最後の触媒管(2)までを測定すると、各反応器横断面における前記伝熱媒体(7)の流路毎に各反応器横断面にわたって均等化される反応器が提案されている。【選択図】図2A
請求項(抜粋):
反応器(1)の長手方向に相互に平行に配列されていてそれらの両端の各々で管板(tube plate)(3)内に溶接されている多数の触媒管(2)内に用意されている固体触媒の存在下での一酸化炭素および塩素の気相反応によりホスゲンを調製するための反応器(1)であって、いずれの場合にも1つのキャップを経由して前記触媒管(2)の上端での出発材料の導入および前記触媒管(2)の下端でのガス状反応混合物の放出、およびさらにシェル内の触媒管(2)間の空間(4)内の液体伝熱媒体(7)のための導入および放出設備を用いて、ここで前記シェル内の触媒管(2)間の空間(4)内の前記伝熱媒体(7)の流動は偏向板(5)の結果として蛇行しており、各交互偏向板(5)は前記反応器の内壁の反対側で円の1区間の形状を有する2つの開口部(6)を空けており、それにすぐ続く偏向板は相互および反応器直径に対して平行で等距離である2本の直線によって境界される1つの中央開口部(11)を空けており、前記反応器(1)は円の1区間の形状を有する前記開口部(6)の領域内および前記中央開口部(11)の領域内には管を有しておらず、このとき前記反応器(1)の長手方向に相互に平行に配列されている多数の前記触媒管(2)は、触媒管(2)を有していない、反応器直径に沿って両側へ伸長する領域によって相互から分離されている同一触媒管(2)の2つの束に配列されており、前記触媒管(2)と前記伝熱媒体(7)との界面での伝熱係数は、前記触媒管(2)の変化した配列によって相互に適応させられる前記伝熱媒体(7)の流動方向においていずれの場合にも最初の触媒管から最後の触媒管(2)までを測定すると、各反応器横断面における前記伝熱媒体(7)の流路毎に各反応器横断面にわたって均等化される、反応器。
IPC (2件):
C01B 31/28 ,  B01J 8/06
FI (2件):
C01B31/28 ,  B01J8/06
Fターム (7件):
4G070AA01 ,  4G070AB07 ,  4G070BB02 ,  4G070CA25 ,  4G070CB02 ,  4G070CB18 ,  4G070DA23
引用特許:
審査官引用 (5件)
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