特許
J-GLOBAL ID:201203032215449530

電磁連結装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 笹島 富二雄 ,  小川 護晃 ,  荒木 邦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-100589
公開番号(公開出願番号):特開2012-233498
出願日: 2011年04月28日
公開日(公表日): 2012年11月29日
要約:
【課題】端子部材の圧入による結線構造において、電磁コイルの材料として、端子部材の材料とは異種の金属材料を用いつつ、温度変化に対して、端子部材における導通を安定的に維持できる電磁連結装置を提供する。【解決手段】電磁コイル5の巻線の端部5a,5bを端子ケースの溝に嵌め込む一方、前記溝に交差する溝に端子部材19a,19bを圧入することで、端子部材19a,19bに保持したリード線18a,18bと巻線の端部5a,5bとを導通させる。アルミニウム線で構成される電磁コイル5の巻線の両端に、エナメル銅線で構成される端子配線51a,51bを接続し、この端子配線51a,51bを巻線の端部5a,5bとして、端子部材19a,19bの黄銅製接続片29a,29bに接続させる。端子配線51a,51bと接続片29a,29bとは、熱膨張率の近い同種の金属材料で構成されるから、温度変化によって導通不良が発生することを抑制でき、また、電磁コイル5の巻線をアルミニウム線とすることで、電磁連結装置を軽量化できる。【選択図】図8
請求項(抜粋):
電磁コイルが内設された環状のヨークと、前記ヨークに固定された絶縁性の端子ケースとからなる電磁石を備えた電磁連結装置であって、 前記端子ケースは、前記端子ケース内部に導いた前記電磁コイルの巻線の両端部それぞれを互い離れる向きに曲げて嵌め込む第1の溝部と、前記第1の溝部に交差する第2の溝部とが形成される一方、 前記第2の溝部に嵌め込まれる一対の端子部材を有し、前記端子部材には前記巻線の端部に導通させるリード線が接続されると共に、前記端子部材は、前記第2の溝部を横断する前記巻線の端部それぞれを嵌め込むスリットが形成された接続片を有し、 前記電磁コイルの巻線を構成する材料と前記接続片を構成する材料とが異種の金属材料であり、前記電磁コイルの巻線の両端部それぞれに、前記接続片を構成する材料と同種の金属材料で構成した端子配線を接続し、前記端子配線を前記第1の溝部に嵌め込み、さらに前記スリットに前記端子配線を嵌め込むことを特徴とする電磁連結装置。
IPC (2件):
F16D 27/10 ,  H01F 7/06
FI (2件):
F16D27/10 371C ,  H01F7/06 G
Fターム (2件):
5E048AB06 ,  5E048CB02
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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