特許
J-GLOBAL ID:201203037138316540

異種金属板の接合方法及び異種金属板の接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (19件): 特許業務法人前田特許事務所 ,  前田 弘 ,  竹内 宏 ,  嶋田 高久 ,  竹内 祐二 ,  今江 克実 ,  二宮 克也 ,  原田 智雄 ,  関 啓 ,  杉浦 靖也 ,  河部 大輔 ,  長谷川 雅典 ,  岩下 嗣也 ,  福本 康二 ,  前田 亮 ,  間脇 八蔵 ,  松永 裕吉 ,  川北 憲司 ,  岡澤 祥平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-033676
公開番号(公開出願番号):特開2012-170967
出願日: 2011年02月18日
公開日(公表日): 2012年09月10日
要約:
【課題】低コストで、且つ、高い生産能力を有し、必要な接合強度が得られる異種金属板の接合方法及びその方法により得られる異種金属板の接合構造を提供する。【解決手段】加工ツール2には、棒状ツール本体21の長手方向一端の軸心上に先端に向かって次第に縮径する湾曲面23aを有するピン23が突設されている。加工ツール2を軸心回りに回転させながら重合状態の第1金属板3及び第2金属板4の第1金属板3にピン23を押し付け、摩擦熱により第1金属板3を軟化させつつ第2金属板4側にピン23を押し込んで第2金属板4をも摩擦熱により軟化させる。第1金属板3及び第2金属板4の軟化過程でピン23の湾曲面23aに沿って押しのけられた各々の軟化金属部分3a、4aが一体に連続し、且つ、両軟化金属部分3a、4aの境界では第2金属板4の軟化金属部分3aが第2金属板4の軟化金属部分4aに覆い被さってアンカー構造となる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
第1金属板と該第1金属板より融点の高い材質の第2金属板とを重ね合わせて両者を摩擦熱を利用して接合する異種金属板の接合方法であって、 先端に向かって次第に縮径する傾斜面又は湾曲面を有するピンが棒状ツール本体の長手方向一端の軸心上に突設された加工ツールを軸心回りに回転させながら重合状態の第1金属板及び第2金属板に接近させ、上記ピンを上記第1金属板に押し付けて該第1金属板を摩擦熱により軟化させつつ上記第2金属板側に押し込むことにより該第2金属板をも摩擦熱により軟化させ、上記第1金属板及び第2金属板の軟化過程で上記ピンの傾斜面又は湾曲面に沿って押しのけられた各々の軟化金属部分が一体に連続し、且つ、両軟化金属部分の境界では上記第2金属板の軟化金属部分が上記第1金属板の軟化金属部分に覆い被さってアンカー構造となり、第1金属板と第2金属板とが接合されることを特徴とする異種金属板の接合方法。
IPC (1件):
B23K 20/12
FI (3件):
B23K20/12 364 ,  B23K20/12 344 ,  B23K20/12 360
Fターム (12件):
4E167AA02 ,  4E167AA03 ,  4E167AA06 ,  4E167AA07 ,  4E167AA22 ,  4E167AA29 ,  4E167BG05 ,  4E167BG06 ,  4E167BG09 ,  4E167BG12 ,  4E167BG13 ,  4E167BG25
引用特許:
審査官引用 (3件)

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