特許
J-GLOBAL ID:201203040884143678

放射線画像撮影システムおよび放射線画像撮影装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人光陽国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-041081
公開番号(公開出願番号):特開2012-176155
出願日: 2011年02月28日
公開日(公表日): 2012年09月13日
要約:
【課題】放射線画像撮影装置自体で放射線が照射されたことを検出可能で、画像データ中に生じている線欠陥を適切に修復して放射線画像を生成することが可能な放射線画像撮影システムおよび放射線画像撮影装置を提供する。【解決手段】放射線画像撮影システム1の放射線画像撮影装置1の制御手段22は、放射線画像撮影前にリークデータdleakの読み出し処理を繰り返し行わせ、読み出したリークデータdleakを互いに異なる演算手法で演算して算出した各値のうちのいずれかの値が、演算手法ごとに設定された対応する閾値dthA〜dthDを越えた時点で放射線の照射が開始されたことを検出し、画像処理装置58は、放射線画像撮影装置1から送信されてきた演算手法の情報に基づいて欠損を生じている画像データDの範囲を特定し、特定した範囲の画像データDを当該演算手法に対応する修復方法により修復する。【選択図】図11
請求項(抜粋):
互いに交差するように配設された複数の走査線および複数の信号線と、前記複数の走査線および複数の信号線により区画された各小領域に二次元状に配列された複数の放射線検出素子とを備える検出部と、 オン電圧を印加する前記各走査線を切り替えながら前記各走査線にオン電圧を順次印加する走査駆動手段と、 前記各走査線に接続され、オン電圧が印加されると前記放射線検出素子に蓄積された電荷を前記信号線に放出させるスイッチ手段と、 前記放射線検出素子から放出された前記電荷を画像データに変換して読み出す読み出し回路と、 少なくとも前記走査駆動手段および前記読み出し回路を制御して前記放射線検出素子からの前記画像データの読み出し処理を行わせる制御手段と、 外部装置との間で信号を送受信する通信手段と、 を備える放射線画像撮影装置と、 前記放射線画像撮影装置から送信されてきた前記画像データに基づいて放射線画像を生成する画像処理装置と、 を備え、 前記放射線画像撮影装置の前記制御手段は、 放射線画像撮影前に、前記走査駆動手段から全ての前記走査線にオフ電圧を印加して前記各スイッチ手段をオフ状態とした状態で、前記読み出し回路に周期的に読み出し動作を行わせて、前記スイッチ手段を介して前記放射線検出素子からリークした前記電荷をリークデータに変換するリークデータの読み出し処理を繰り返し行わせ、 読み出した前記リークデータを互いに異なる演算手法で演算して算出した各値のうちのいずれかの値が、前記演算手法ごとに設定された対応する閾値を越えた時点で放射線の照射が開始されたことを検出し、 放射線の照射が開始されたことを検出した値の算出に用いられた前記演算手法の情報を前記画像処理装置に送信するように構成されており、 前記画像処理装置は、前記放射線画像撮影装置から送信されてきた前記演算手法の情報に基づいて欠損を生じている前記画像データの範囲を特定し、特定した前記範囲の前記画像データを当該演算手法に対応する修復方法により修復することを特徴とする放射線画像撮影システム。
IPC (1件):
A61B 6/00
FI (2件):
A61B6/00 300S ,  A61B6/00 300Q
Fターム (16件):
4C093AA01 ,  4C093AA03 ,  4C093CA06 ,  4C093CA12 ,  4C093EB12 ,  4C093EB13 ,  4C093EB17 ,  4C093FA19 ,  4C093FA32 ,  4C093FA45 ,  4C093FA52 ,  4C093FC17 ,  4C093FC19 ,  4C093FD09 ,  4C093FD13 ,  4C093FF05
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (4件)
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