特許
J-GLOBAL ID:201203042914334964
熱輸送方向を切替可能なヒートパイプ、及び逆止弁により熱輸送方向の自動切替が可能なヒートパイプ
発明者:
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出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
戸川 公二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-055038
公開番号(公開出願番号):特開2012-215375
出願日: 2012年03月12日
公開日(公表日): 2012年11月08日
要約:
【課題】 バルブを開閉操作するだけでトップヒートとボトムヒートを簡単に切り替えることができ、また熱輸送性にも優れ、地熱を利用した冷暖房システムにも問題なく使用でき、しかも、イニシャル・ランニングコストの低減も図れる熱輸送方向を切替可能なヒートパイプを提供すること。【解決手段】 熱媒液Lとの熱交換が可能な部位として、第一熱交換部1と;高位タンク2と;第二熱交換部3とを備える一方、これらの部位を繋ぐ配管として、第一の液上昇管4と;第一の液下降管5と;第二の液上昇管6と;第二の液下降管7とを配設し、更に、前記第一熱交換部1と第二熱交換部3には、受熱に応じて第一の液上昇管4または第二の液上昇管6中に気泡Bを供給する気泡供給手段を設けると共に、少なくとも第一の液上昇管4と第一の液下降管5の何れか一方にバルブVを配設して構成した。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
受熱部(H)と放熱部(C)の間で熱媒液(L)を循環させて熱輸送を行うヒートパイプであって、
熱媒液(L)との熱交換が可能な部位として、受熱部(H)としても放熱部(C)としても使用でき、かつ、上部に蒸気の滞留スペース(S)を有する第一熱交換部(1)と;この第一熱交換部(1)よりも上側に配置され、かつ、上部に蒸気の滞留スペース(S)を有する高位タンク(2)と;前記第一熱交換部(1)よりも下側に配置され、かつ、受熱部(H)および放熱部(C)に兼用できる第二熱交換部(3)とを備える一方、
これらの部位を繋ぐ配管として、前記第一熱交換部(1)と高位タンク(2)とを連結する第一の液上昇管(4)と;高位タンク(2)と第二熱交換部(3)とを連結する第一の液下降管(5)と;第二熱交換部(3)と第一熱交換部(1)とを連結する第二の液上昇管(6)と;第一熱交換部(1)と第二熱交換部(3)とを連結する第二の液下降管(7)とを配設し、
更に、前記第一熱交換部(1)と第二熱交換部(3)には、受熱に応じて第一の液上昇管(4)または第二の液上昇管(6)中に気泡(B)を供給する気泡供給手段を設けると共に、少なくとも第一の液上昇管(4)と第一の液下降管(5)の何れか一方にバルブ(V)を配設して構成したことにより、
前記第一熱交換部(1)を受熱部(H)とするトップヒートや第二熱交換部(3)を受熱部(H)とするボトムヒートの使用モードに応じて前記バルブ(V)を開または閉の状態として熱媒液(L)の循環路を選択可能としたことを特徴とする熱輸送方向を切替可能なヒートパイプ。
IPC (3件):
F28D 15/06
, F28D 15/02
, F24F 3/00
FI (4件):
F28D15/02 105D
, F28D15/02 E
, F28D15/02 V
, F24F3/00 B
Fターム (1件):
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (10件)
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サイフォン式循環型ヒートパイプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-217275
出願人:財団法人若狭湾エネルギー研究センター
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トップヒート型ヒートパイプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-032340
出願人:財団法人くまもとテクノ産業財団
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熱伝達装置及び空気調和装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-317989
出願人:株式会社日立製作所
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ループ式熱輸送システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-343428
出願人:古河電気工業株式会社
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熱輸送装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-109157
出願人:工業技術院長
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特開昭63-254392
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特開昭62-280547
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ループ型ヒートパイプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-005429
出願人:財団法人若狭湾エネルギー研究センター
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気泡ポンプ型熱輸送機器
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-349965
出願人:三菱電機株式会社
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バブルポンプを有する冷却システム
公報種別:公表公報
出願番号:特願2006-541804
出願人:ノイズリミットエーピーエス
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