特許
J-GLOBAL ID:201203043102263890

流量推定装置、熱源機、及び流量推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 藤田 考晴 ,  上田 邦生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-174007
公開番号(公開出願番号):特開2012-032123
出願日: 2010年08月02日
公開日(公表日): 2012年02月16日
要約:
【課題】熱媒の流量を検出するセンサーを用いることなく、容易に熱媒の流量を推定できる流量推定装置、熱源機、及び流量推定方法を得ることを目的とする。【解決手段】冷水入口温度センサーTinが、蒸発器へ流入する冷水の入口温度を検出し、冷水出口温度センサーTOUTが、蒸発器から流出する冷水の出口温度を検出する。また、蒸発圧力センサーPEによって検出された蒸発器内における冷媒の圧力に基づいて冷媒の温度が検出される。そして、冷水流量推定部50が、蒸発器へ流入出する冷水の熱収支を表した物理モデルによって冷水の流量を推定する。この物理モデルは、検出された冷水入口温度、検出された冷水出口温度、検出された冷媒の温度、及び蒸発器から冷水への伝熱に関する値を用いて表わされたものである。なお、蒸発器から冷水への伝熱に関する値としては、蒸発器の設計値が用いられる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮する圧縮機、及び該圧縮機で圧縮された前記冷媒と熱媒とを熱交換する熱交換器を有する熱源機における前記熱媒の流量を推定する流量推定装置であって、 前記熱交換器へ流入する前記熱媒の入口温度を検出する第1温度検出手段と、 前記熱交換器から流出する前記熱媒の出口温度を検出する第2温度検出手段と、 前記熱交換器内の前記冷媒の温度を検出する第3温度検出手段と、 前記第1温度検出手段によって検出された前記入口温度、前記第2温度検出手段によって検出された前記出口温度、前記第3温度検出手段によって検出された前記冷媒の温度、及び前記熱交換器から前記熱媒への伝熱に関する値を用いた前記熱交換器へ流入出する前記熱媒の熱収支を表した物理モデルによって、前記熱媒の流量を推定する推定手段と、 を備えた流量推定装置。
IPC (2件):
F25B 1/00 ,  F25B 1/053
FI (3件):
F25B1/00 361Z ,  F25B1/00 371B ,  F25B1/053 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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