特許
J-GLOBAL ID:201203046150637377
疼痛の治療剤
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
庄司 隆
, 資延 由利子
, 大杉 卓也
, 曽我 亜紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-172529
公開番号(公開出願番号):特開2012-067081
出願日: 2011年08月08日
公開日(公表日): 2012年04月05日
要約:
【課題】神経因性などの難治性疼痛に対して、既存の麻薬、消炎鎮痛剤などの神経ブロック注射などに比べて、効果が持続し、頻回の投与を軽減化しうる新規治療剤を提供する。さらに、新規疼痛治療剤のスクリーニング方法を提供する。【解決手段】細痛み刺激により後根神経節(DRG)に存在する知覚神経(一次ニューロン)やグリア細胞などから放出された脳由来神経栄養因子(BDNF)は、脊髄後角のシナプス後膜上に存在する受容体に結合し、その痛みシグナルは二次ニューロンに伝えられ、二次ニューロンはその信号を脳に伝達すると考えられる。BDNFとその受容体との結合を阻害しうる物質を有効成分として含むことを特徴とする、疼痛治療剤による。さらには、BDNFとその受容体との結合を阻害しうる物質を選別することを特徴とする新規疼痛治療剤のスクリーニング方法による。【選択図】図9
請求項(抜粋):
脳由来神経栄養因子とその受容体との結合を阻害しうる物質を有効成分として含むことを特徴とする、疼痛治療剤。
IPC (7件):
A61K 45/00
, A61P 25/04
, A61K 38/00
, A61K 31/708
, A61K 48/00
, G01N 33/50
, G01N 33/15
FI (7件):
A61K45/00
, A61P25/04
, A61K37/02
, A61K31/7088
, A61K48/00
, G01N33/50 Z
, G01N33/15 Z
Fターム (43件):
2G045AA29
, 2G045AA40
, 2G045BA13
, 2G045BB20
, 2G045CB01
, 2G045DA14
, 2G045DA36
, 2G045FA16
, 2G045FB01
, 2G045FB02
, 2G045FB03
, 2G045FB12
, 2G045FB14
, 2G045GC15
, 4B024AA01
, 4B024BA80
, 4B024CA04
, 4B024CA20
, 4B024DA02
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B024HA17
, 4C084AA01
, 4C084AA02
, 4C084AA13
, 4C084AA17
, 4C084BA01
, 4C084BA22
, 4C084DB63
, 4C084NA14
, 4C084ZA081
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086EA16
, 4C086MA01
, 4C086MA04
, 4C086NA14
, 4C086ZA08
, 4H045BA10
, 4H045CA40
, 4H045DA50
, 4H045EA20
, 4H045FA74
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (4件)
-
MANNION, R. J. et al., Proc. Natl. Acad. Sci., 1999, vol.96, no.16, p.9385-9390
-
ENDO, T. et al., Biochemical and Biophysical Research Communications, 2009, vol. 381, no. 3, p.339-3
-
YAJIMA, Y. et al., Journal of Neurochemistry, 2005, vol.93, no.3, p.584-594
-
Reichardt, L. F. et al., Philos. Trans. R. Soc. B, 2006, vol.361, no.1473, p.1545-1564
全件表示
前のページに戻る