特許
J-GLOBAL ID:201203047281540693

受動光網システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-135040
公開番号(公開出願番号):特開2012-004642
出願日: 2010年06月14日
公開日(公表日): 2012年01月05日
要約:
【課題】IP電話サービスが提供される受動光網(PON)システムにおいて、宅内光伝送路終端装置(ONU)の低消費電力動作を実現する。【解決手段】OLTは、下りデータの存在とデータ種別を監視するキュー監視部と、上り処理部がスリープ状態であることとキュー監視部の監視結果に基づいて、下り処理部のスリープ許可をONUへ通知する制御部とを設け、ONUは、OLTからの下りデータから自宛の下りデータを識別するPONフレーム分離部及び自宛下りデータを保持する第2の下りキューを含む下り処理部と、OLTからのスリープ許可の通知に応答して、下り処理部のスリープ状態への移行をスリープ状態制御部へ通知する制御部と、制御部からの通知に応答して下り処理部をスリープ状態へ移行させるスリープ状態制御部とを設ける。【選択図】図9
請求項(抜粋):
局側光伝送路終端装置(OLT)と前記OLTと接続する宅内光伝送路終端装置(ONU)を有する受動光網(PON)システムにおいて、 前記OLTは、前記ONUの下り処理部がスリープ状態であるかを管理するONU下りスリープ状態管理テーブルと、前記ONUの上り処理部がスリープ状態であるかを管理するONU上りスリープ状態管理テーブルと、前記ONUへの下りデータを保持する第1の下りキューと、上位ネットワークからの前記下りデータを前記ONUに中継するために信号処理する下り信号処理部と、前記第1の下りキューに保持されている前記下りデータの存在とデータ種別を監視する第1のキュー監視部と、前記上り処理部がスリープ状態であることを示す前記ONU上りスリープ状態管理テーブルの参照結果と前記第1のキュー監視部の監視結果に基づいて、前記下り処理部のスリープ状態への移行を許可するスリープ許可を前記ONUへ通知すると共に、前記下り処理部がスリープ状態であることを示すように前記ONU下りスリープ状態管理テーブルを更新する第1の制御部とを設け、 前記ONUは、前記OLTからの前記下りデータから自宛の下りデータを識別するPONフレーム分離部及び自宛下りデータを保持する第2の下りキューを含む前記下り処理部と、前記自宛下りデータが前記OLTからの前記スリープ許可の通知であるとき、前記下り処理部のスリープ状態への移行をスリープ状態制御部へ通知する第2の制御部と、前記第2の制御部からの通知に応答して前記下り処理部をスリープ状態へ移行させる前記スリープ状態制御部とを設けたことを特徴とする受動光網システム。
IPC (1件):
H04L 12/44
FI (1件):
H04L12/44 200
Fターム (5件):
5K033AA04 ,  5K033DA01 ,  5K033DA16 ,  5K033DB22 ,  5K033DB25
引用特許:
出願人引用 (4件)
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