特許
J-GLOBAL ID:201203058448958905

ダム計測データ評価方法、およびダム計測データ評価システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人暁合同特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-153116
公開番号(公開出願番号):特開2012-012907
出願日: 2010年07月05日
公開日(公表日): 2012年01月19日
要約:
【課題】ダムの変化が補修工事等の対策を必要とするものであるか否かを、より早期に、より確実に検知することが可能なダム計測データ評価方法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明のダム計測データ評価方法においては、解析対象となるダムにおいて、健全性を評価するにあたり、蓄積された過去の計測データから解析対象となる日と貯水位、気温、水温または堤体温度が類似する日のデータのみを取り出し、気温、水温、気温および水温から算出される温度変数または堤体温度を説明変数とし、漏水量、たわみ量または揚圧力を目的変数とする回帰式を算出し、この回帰式から漏水量、たわみ量または揚圧力の予測値を算出し、解析当日の漏水量、たわみ量または揚圧力の実測値との比較により評価を行う。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ダムの計測データに基づきそのダムの健全性を判定するためのダム計測データ評価方法であって、 解析対象となる日における以下の計測データ(A)、(B)、および(C) (A)貯水位 (B)気温および水温、または堤体温度 (C)漏水量、たわみ量、または揚圧力 を取得するデータ取得処理と、 あらかじめ収集された、前記解析対象となる日以前の期間における計測日ごとの前記計測データ(A)、(B)および(C)が記憶された記憶手段から、前記解析対象となる日の貯水位を基準としてあらかじめ設定された範囲内にある貯水位のデータが属する計測日の計測データを抽出する第1の抽出処理と、 前記第1の抽出処理で抽出された計測データから、前記解析対象となる日の気温、水温、気温および水温に基づいて定められる温度変数、または堤体温度を基準としてあらかじめ設定された範囲内にある気温、水温、温度変数または堤体温度が属する計測日の計測データを抽出する第2の抽出処理と、 前記第2の抽出処理で抽出された計測データに基づき、気温、水温、温度変数または堤体温度を説明変数とし、漏水量、たわみ量または揚圧力を目的変数とする回帰式を算出する回帰式算出処理と、 前記解析対象となる日の気温、水温、温度変数または堤体温度と前記回帰式とに基づき前記解析対象となる日における漏水量、たわみ量または揚圧力の予測値を算出する予測値算出処理と、 前記解析対象となる日における漏水量、たわみ量または揚圧力の実測値が前記予測値算出処理において算出された予測値を基準としてあらかじめ定められた設定許容範囲内にあるか否かによって前記ダムの健全性を判定する判定処理と、 を実行するダム計測データ評価方法。
IPC (3件):
E02B 7/00 ,  G06Q 50/10 ,  G06Q 10/04
FI (3件):
E02B7/00 Z ,  G06F17/60 138 ,  G06F19/00 100
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る