特許
J-GLOBAL ID:201203058516076673

リチウム二次電池の異常充電状態検出装置及び検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 井上 学 ,  戸田 裕二 ,  岩崎 重美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-043465
公開番号(公開出願番号):特開2012-181976
出願日: 2011年03月01日
公開日(公表日): 2012年09月20日
要約:
【課題】リチウム二次電池の金属リチウム析出による異常充電状態を検出し、安全性を高めるためのリチウム二次電池の異常充電状態検出装置を提供する。【解決手段】電気を充放電可能な正極,負極,リチウムイオンを含む電解液からなるリチウム二次電池に対し、電流検出手段で測定した電流値から前記リチウム二次電池の蓄電量Qを算出し、前記リチウム二次電池の蓄電量Qと、電圧検出手段で測定した前記リチウム二次電池の電圧Vとから所定時間t毎の電圧値Vの変化dVと電気量Qの変化dQの割合であるdV/dQを算出する。算出したQ-dV/dQ曲線において、電池データ記憶手段に予め記憶された正常時のQ-dV/dQ曲線に現れるピークと異なるピークが存在する場合に、異常充電状態と判断する。【選択図】 図8
請求項(抜粋):
電気を充放電可能な正極,負極,リチウムイオンを含む電解液からなるリチウム二次電池の異常充電状態検出装置であって、 前記リチウム二次電池の電圧Vを検出する電圧検出手段と、 前記リチウム二次電池に流れる電流を検出する電流検出手段と、 前記電流検出手段で測定した電流値から前記リチウム二次電池の蓄電量Qを算出し、前記リチウム二次電池の蓄電量Qと前記リチウム二次電池の電圧Vから所定時間t毎の電圧値Vの変化dVと電気量Qの変化dQの割合であるdV/dQを算出する演算手段と、 前記電流検出手段で検出した電流値,前記電圧検出手段で検出した電圧V,前記演算手段で算出された蓄電量Q及びdV/dQの情報を記憶する測定データ記憶手段と、 正常時のQ-dV/dQ曲線を記憶する電池データ記憶手段と、 前記測定データ記憶手段の情報を基にしたQ-dV/dQ曲線において、前記電池データ記憶手段に記憶された正常時のQ-dV/dQ曲線に現れるピークと異なるピークが存在する場合に、異常充電状態と判断する制御部を具備することを特徴とするリチウム二次電池の異常充電状態検出装置。
IPC (6件):
H01M 10/48 ,  H01M 10/056 ,  H01M 10/052 ,  H01M 4/587 ,  H01M 4/58 ,  H02J 7/00
FI (7件):
H01M10/48 P ,  H01M10/00 111 ,  H01M10/00 103 ,  H01M4/58 103 ,  H01M4/58 101 ,  H01M10/48 301 ,  H02J7/00 Q
Fターム (25件):
5G503EA09 ,  5H029AJ12 ,  5H029AK01 ,  5H029AK03 ,  5H029AL07 ,  5H029HJ02 ,  5H029HJ13 ,  5H029HJ16 ,  5H030AA06 ,  5H030AA10 ,  5H030BB01 ,  5H030FF22 ,  5H030FF41 ,  5H030FF42 ,  5H030FF43 ,  5H050AA15 ,  5H050BA17 ,  5H050CA01 ,  5H050CA07 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB08 ,  5H050HA02 ,  5H050HA13 ,  5H050HA16
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • リチウムイオン電池の劣化メカニズムの解明 -劣化機構とその診断方法-
審査官引用 (1件)
  • リチウムイオン電池の劣化メカニズムの解明 -劣化機構とその診断方法-

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