特許
J-GLOBAL ID:201203066679800908

蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-112630
公開番号(公開出願番号):特開2012-241622
出願日: 2011年05月19日
公開日(公表日): 2012年12月10日
要約:
【課題】内燃機関の燃料タンクの内圧上昇に伴って封鎖弁を開弁しても以後のパージ制御の精度を維持して適切にキャニスタの吸着量管理ができる蒸発燃料処理装置の提供。【解決手段】タンク内圧が高くなることで封鎖弁が開弁すると内燃機関をパージ促進運転モードにしパージ制御を初期化して実行する。この運転モードでのパージ制御は燃料蒸気濃度Cpfが燃料蒸気濃度記憶値Caと同等のレベルに戻ると(S112でYES)、終了し(S116〜S122)、元の通常時のパージ制御状態に戻る(S104)。燃料蒸気濃度記憶値Caは封鎖弁開弁前の最新の燃料蒸気濃度Cpfである。この燃料蒸気濃度記憶値Caは封鎖弁開弁前でのキャニスタの燃料蒸気吸着量に高精度に対応している。したがってパージ途中で封鎖弁が開弁された場合も正確にキャニスタの吸着量が封鎖弁開弁前に戻った状態で元のパージ制御が再開でき、適切にパージを完了できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内燃機関の燃料タンク、キャニスタ、キャニスタと燃料タンクとを接続する蒸発燃料通路、蒸発燃料通路に設けられた封鎖弁、キャニスタと内燃機関の吸気通路とを接続するパージ通路、パージ通路に設けられたパージ制御弁、及びパージ制御弁の開度によりパージ率を調節することでパージ制御を実行するパージ制御手段を備えた蒸発燃料処理装置であって、 パージされる燃料蒸気の濃度を検出するパージ濃度検出手段と、 前記燃料タンクの内圧が上限値を越えると前記封鎖弁を開弁する封鎖弁開弁手段と、 前記封鎖弁開弁手段による前記封鎖弁の開弁実行前において前記パージ濃度検出手段により検出された最新の燃料蒸気濃度を記憶する最新パージ濃度記憶手段と、 前記封鎖弁開弁手段による前記封鎖弁の開弁実行後に、この封鎖弁開弁に対応する運転モードに内燃機関運転を制御した状態でパージ制御を実行する封鎖弁開弁後制御手段と、 前記パージ濃度検出手段により検出される燃料蒸気濃度が、前記最新パージ濃度記憶手段にて記憶されている燃料蒸気濃度と同等のレベルに戻ると、前記封鎖弁開弁後制御手段による制御を終了する封鎖弁開弁後制御終了手段と、 を備えたことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 ,  F02M 37/00
FI (3件):
F02M25/08 E ,  F02M25/08 H ,  F02M37/00 301H
Fターム (11件):
3G144BA16 ,  3G144BA20 ,  3G144DA02 ,  3G144EA03 ,  3G144EA08 ,  3G144FA04 ,  3G144GA02 ,  3G144GA10 ,  3G144GA15 ,  3G144GA22 ,  3G144GA27
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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