特許
J-GLOBAL ID:201203066788158108

音響トモグラフィー計測システム及び音響トモグラフィー計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 木村 満 ,  末次 渉 ,  鶴 寛 ,  毛受 隆典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-244673
公開番号(公開出願番号):特開2012-098093
出願日: 2010年10月29日
公開日(公表日): 2012年05月24日
要約:
【課題】どのような環境下においても、河川の流量等の物理量を高効率かつ高精度に長期計測する。【解決手段】音響トモグラフィー計測システム100は、一方の河岸に設置された上流のトランスデューサ2Bと他方の河岸に設置された下流のトランスデューサ2Aとの間で指向性のない音波を送受信する。時間情報算出部21は、音波が送信された時刻を基準とする、各トランスデューサ2A、2Bにおいて受信される音波から復調されるデータと所定のデータとの相関波形に基づいて、音波の伝播時間に関する情報を算出する。平均情報算出部24は、音波の音線長Lと、平均伝播時間tm、伝播時間差Δtに基づいて、河川の横断面における断面平均音速cm及び断面平均流速umを算出する。物理量算出部25は、算出された断面平均音速cm及び断面平均流速umに基づいて、河川の横断面に関する物理量を算出する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
一方の河岸側に設置された上流の音波送受信器と他方の河岸側に設置された下流の音波送受信器との間で送受信される指向性のない音波によって河川の横断面に関する物理量を計測する音響トモグラフィー計測システムであって、 前記各音波送受信器から前記音波が送信された時刻を基準とする、前記各音波送受信器において受信される前記音波から復調されるデータと所定のデータとの相関波形に基づいて、前記音波送受信器間における前記音波の伝播時間に関する情報を算出する時間情報算出部と、 前記上流の音波送受信器と前記下流の音波送受信器との間で送受信される前記音波の経路の長さである音線長と、前記時間情報算出部によって算出された前記伝播時間に関する情報とに基づいて、前記河川の横断面における断面平均音速及び断面平均流速との少なくとも一方の情報を算出する平均情報算出部と、 前記平均情報算出部によって算出された情報に基づいて、前記河川の横断面に関する物理量を算出する物理量算出部と、 を備える音響トモグラフィー計測システム。
IPC (1件):
G01F 1/66
FI (2件):
G01F1/66 B ,  G01F1/66 101
Fターム (1件):
2F035DA23
引用特許:
審査官引用 (5件)
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