特許
J-GLOBAL ID:201203067770394072

液体噴射ヘッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上柳 雅誉 ,  須澤 修 ,  宮坂 一彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-229315
公開番号(公開出願番号):特開2012-081644
出願日: 2010年10月12日
公開日(公表日): 2012年04月26日
要約:
【課題】製造コストを抑え、フレキシブル配線基板と他の基板との実装性が向上した液体噴射ヘッドの製造方法を提供すること。【解決手段】COF基板210のリード電極90に接続される第1の端部211が鈍角の内角θで折り曲げられ、リード電極90に接合されている。折り曲げた第1の端部211が対向する圧電素子300に向けて接合されるので、COF基板210は、ケースヘッド110の開口部113の内壁に向かって傾き、一対のCOF基板210は、左右に開くようになる。したがって、熱圧着ツール800により行われる中継基板500の端子530とCOF基板210の配線220との接続が容易なインクジェット式記録ヘッドユニット11の製造方法を得ることができる。【選択図】図8
請求項(抜粋):
液体を噴射するノズル開口に連通した圧力発生室が対称に複数形成された流路形成基板と、前記圧力発生室毎に設けられた一対の電極を備えた圧力発生素子と、前記圧力発生素子を覆い、対称に形成された前記圧力発生室の列間に開口部を有する保護基板と、前記電極から前記圧力発生室間に引き出され、前記開口部に露出したリード電極と、前記保護基板上に設けられ、前記開口部につながる第1の開口部および前記第1の開口部につながり、前記第1の開口部よりも大きい開口を有する第2の開口部を備えたケース部材と、前記ケース部材が組み込まれるホルダー部材と、前記ケース部材上方に設けられ前記第2の開口部の端に端子を有する中継基板と、第1の端部が前記リード電極に、前記第1の端部とは反対側の第2の端部が前記中継基板の端子に接合されたフレキシブル配線基板とを備えた液体噴射ヘッドの製造方法であって、 前記フレキシブル配線基板を前記流路形成基板の表面に対して鈍角で折り曲げる前記フレキシブル配線基板加工工程と、 前記フレキシブル配線基板の前記第1の端部を前記リード電極に接続する第1の接合工程と、 前記保護基板の前記開口部および前記ケース部材の前記第1の開口部の上面までモールド剤を充填し、前記フレキシブル配線基板を固定するモールド剤充填工程と、 前記フレキシブル配線基板の前記第2の端部と前記中継基板の端子を熱圧着する第2の接合工程とを含む ことを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
IPC (3件):
B41J 2/16 ,  B41J 2/045 ,  B41J 2/055
FI (2件):
B41J3/04 103H ,  B41J3/04 103A
Fターム (5件):
2C057AF93 ,  2C057AG84 ,  2C057AP27 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14
引用特許:
審査官引用 (4件)
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