特許
J-GLOBAL ID:201203068195891332
一方向クラッチ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人サンクレスト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-112249
公開番号(公開出願番号):特開2012-241796
出願日: 2011年05月19日
公開日(公表日): 2012年12月10日
要約:
【課題】ころの飛び跳ねが生じても、保持器全体が破損するのを抑制することができる一方向クラッチを提供する。【解決手段】内輪1と外輪2との間で周方向に複数形成されたくさび状空間Sに個別に配置された複数のころ3は、保持器4の周方向に複数形成されたポケット4cにそれぞれ収容され、弾性部材5によりくさび状空間Sが狭くなる方向に付勢されている。保持器4の各柱部4bには、弾性部材5を保持器4に取り付ける際に案内する突起4dが、前記ポケット4c内に突出して形成されている。前記突起4dは、ころ3が突起4d側に飛び跳ねたときに衝突する突起本体部4d1と、その衝突時の衝撃力により破損する脆弱部4d2とを有している。【選択図】図4
請求項(抜粋):
内輪及び外輪と、
前記内輪外周面と前記外輪内周面との間で周方向に複数形成されたくさび状空間に個別に配置された複数のころと、
軸方向に対向する一対の円環部と、両円環部の間で軸方向に延びかつ周方向等間隔に配列されて当該両円環部を連結する複数の柱部とを有し、隣接する前記柱部間に形成された複数のポケットに前記各ころが個別に収容された保持器と、
前記保持器の各ポケットに個別に収容されて当該保持器に取り付けられているとともに、前記ころを前記くさび状空間が狭くなる方向に付勢する複数の弾性部材と、を備え、
前記弾性部材の付勢力により前記ころが前記内外輪に圧接して噛み合った状態で前記内外輪を一体回転可能とし、その噛み合いを解除した状態で前記内外輪の相対回転を許容する一方向クラッチであって、
前記保持器の前記各柱部には、前記弾性部材を前記保持器に取り付ける際に案内する突起が、前記ポケット内に突出して形成されており、
前記突起は、前記ころが前記噛み合いを解除する方向に飛び跳ねたときに衝突する突起本体部と、その衝突時の衝撃力により破損する脆弱部とを有していることを特徴とする一方向クラッチ。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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一方向クラッチ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-013813
出願人:光洋精工株式会社
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一方向クラッチ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-222172
出願人:光洋精工株式会社
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一方向クラッチ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-353063
出願人:株式会社ジェイテクト
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